
最近、合理的配慮って言葉が流行ってるの、知ってる?

小売りできる廃墟?

欲しいわね。廃墟マニアのアタシとしては。

廃墟マニアって、もしかしてあの、長崎にある軍艦島みたいなやつ?

そう。どうしようもなく錆びついた鉄鋼が、コンクリートに喰い込んでるパラダイス。

うほーっ!

ぎゃーっ!

・・・そろそろ、いい?

合理的配慮、難しいですね。どんな意味なんでしょう。2006年に国連で採択された障害者権利条約には、以下のように書かれています。
「合理的配慮」とは、障害者が他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。
(同条約 第2条)
教育の場でも、職場でも、障害者と障害者でない人が平等に過ごせるように、配慮しましょう。でも、均衡を失したり、負担が重くなりすぎる場合は「できるだけ」でいいっすよ。
みたいな感じでしょうか(かなりいい加減な解釈ですから、半信半疑でお願いします)。

均衡を失した・・・「均衡」の意味が分からないわ。何と何を比べるのか具体的な記述がないもの。

ろう学校によっては、手話のうますぎる先生がいちゃいけないってことかしら。

職場で、会議のノートテイクをしてもらっている人が、その書かれた記録をもらっちゃいけないってことかしら。

体制面? 財政面? そこら辺を、もっとはっきりしてほしいぴよ。

で、twitter経由で入ってきた情報ですが、文部科学省サイトで公開されている
特別支援教育の在り方に関する特別委員会 合理的配慮等環境整備検討ワーキンググループ(第7回) 配付資料
には、以下のような記述があります。
「合理的配慮の決定方法等について ○決定にあたっての基本的考え方として、学校教育に求めることは、障害者の権利に関する条約第24条第1項の目的である
1 締約国は、教育についての障害者の権利を認める。締約国は、この権利を差別なしに、かつ、機会の均等を基礎として実現するため、次のことを目的とするあらゆる段階における障害者を包容する教育制度及び生涯学習を確保する。
(a) 人間の潜在能力並びに尊厳及び自己の価値についての意識を十分に発達させ、並びに人権、基本的自由及び人間の多様性の尊重を強化すること。
(b) 障害者が、その人格、才能及び創造力並びに精神的及び身体的な能力をその可能な最大限度まで発達させること。
(c) 障害者が自由な社会に効果的に参加することを可能とすること。
であり、「合理的配慮」の決定に当たっては、これらの目的に合致するかの観点から検討が行われることが重要である。

合理的配慮の決定・・・? なんか、介護保険制度でいう、ケアマネージャーとかのケアプラン作成みたいな感じ。将来的に統合を目指したりしちゃったりしてるのかしら。

一時期、要介護度認定の基準を障害者にも当てはめようとしていた、現実に合わないことしようとして感じがあったけど、まさかそれを発展させようってんじゃないでしょうね。

高齢者のQOLやADLをはかるモノサシで、障害者ははかれないわよ。
そのほか、気になったところ。
心理面での配慮のところに、「手話コミュニケーションをとることによる子ども・保護者の情緒安定」の項目がない・・・
関係機関との連携のところに、東京聴覚障害者自立支援センターなどの記述がない。
「手話」という文言が、情報保障の欄には登場せず、認知方法のところでわずかに登場している・・・
情報保障の欄では、板書やプレゼンテーションの利用など、文字情報手段について重点的に書かれており、手話についての記載がない。聞こえる人間も、まず生活言語を会話から身に着けて、やっと書字の習得に進めるというのに・・・。はたして、発達段階に応じた教育という観点があるのかないのか・・・。
不安は尽きません。
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