2009/1/26

PEACE BED アメリカVSジョン・レノン  THE DAY OF REBEL

「昔は儲けさせてやったやないか、せやのに、なんで、うちのやり方にケチつけるんねん?平和平和って、そらおまはんの言うことや唄うことなら、うちの若いもんはみんな賛同するやろ、なんせ元ビートルズやからな。とりあえず目障りやねん。邪魔やねん。もううちの土地から出て行ってくれや、これ以上反抗するんやったら、命の保障はせんでぇ。わかったか?」


こんな会話はこの映画には出てこない。でも「アメリカVSジョン・レノン」は簡単に要約すると↑こんな感じなのではないか?しかも、急進的革命家(鉄砲玉みたいな危ない人)たちとも仲良くなりだしたジョン。逮捕された活動家を救うために歌を唄い、レコーディングし、ライブもする。いやいや彼のイデオロギーは「イマジン」のみだ。複雑なことはなんにも考えてない。純真に平和を願い、戦争をやめろというだけ。

ニクソン政権下のアメリカはベトナム戦争という病理を抱えた時代背景があった。そしていつの時代にも、ロックは利用されてきた。レーガン大統領がブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・USA」を勘違いして、アメリカ賛歌のように扱い、(ほんとうはベトナム帰還兵たちの行き場のない絶望を唄った歌)、そして今、オバマ大統領の就任式はまるで、ロックコンサートだ。またしてもブルースは借り出されてる。強いアメリカを主張するオバマ大統領に、ブルースはどんな歌を送ったのか僕は知らないのだが、ブルースの心境はいかに?

ジョンが戦ったアメリカとブルースが祝うアメリカ。いったい何が変わったんだろ?何が違うんだろ?すくなくともそこには無数の血が流され、尊い命が犠牲になったはずだ。

僕はロックが政治に関わるのはあまり良しとしない。批判する側だと思ってる。だからジョンが国外退去命令と戦いながら、グリーンカードを勝ち取るというはほんと、ROCKだと思う。ただブルースはよくわからない。今度の新譜に答えがあるはずだ。ちょっと楽しみになってきたぞ。


そんなことを考えさせられた映画でした。とにかくビートルズ関連のドキュメンタリーの中では異色で、かなりおもしろい作品でした。時期も時期でした。ちょうどWOWOWでオバマ大統領就任式典の模様が放映されてたのも見てたので、↑のようなことを考えたのでした。

しかし一芸能人が国家を脅かす存在になるなんてちょっと日本では考え難いね。
矢沢永吉が消費税に反対するコンサートをするとか、桑田が契約社員切りに怒り、ベネフット・コンサートを開催するとかね。ないよなそんなこと。
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2009/2/1  9:27

投稿者:ばーじるひるつ

>>ただブルースはよくわからない。今度の新譜に答えがあるはずだ。ちょっと楽しみになってきたぞ。

↑新譜はいかがでしたか?
ずっとブルースの新譜は買って無いので、今回も買うかどうか決めてませんが、最近は紙ジャケなんですね。

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