■神様が用意してくれた場所2 明日をほんの少し/作:矢崎存美/絵:Fuzzy/GA文庫
このシリーズは、独特の空間があって、なんだかはっきりしないけど、ちょっとあたたかくてちょっとせつなくて。
でも全体的にはほんわかしてて、肌触りのよい布地のような感じの物語です。
話は2つごちゃっとなっているので、ちょっとわかりにくいところは、ありました。
最初のストーカーの件と、犬(ニセグミ)の件。
まあ、どちらもこの主人公の得意体質?がからんでいるというか、解決のきっかけとなっているんですけど。
メインはニセグミと学君のお話です。
でも、これが最後まで読んでも、よくわからない。
まあ、もともとが「見えないものが見える」という主人公のお話なので、不思議なことが多いのですけど。
ただそれが、ダメな方向にはいってないというのが、この物語の特徴といいますか。
文章と絵の妙なのかもしれませんけど、細かいことはともかく、全体として、主人公がからんだおかげで「ちょっといい方向へ向いた」ところが、とてもあったかいのです。
お話もですが、絵がすばらしいです。
ほんとに物語にあっていて、わたで作ったようなあたたかい感じの絵です。
(H23.11.29)

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