■らじかるエレメンツ/作:白鳥士郎/絵:カトウハルアキ/GA文庫
ははは、すごいですよこれ。
おもしろいです。
久しぶりに、熱くてバカで楽しい物語に会いました。
後半の話がスポーツチャンバラに終始したのはちょっとくどいと思いましたが、まあでも特訓とかも壮絶でおもしろかったからいいです。
恋愛のほうもちょっとめずらしい展開です。
まわりは最初から気づいている。
いや、まあそれはよくあるんですけど、だいたいは本人たちになんかそれっぽいアクションがあって、それに対してまわりが・・・ってなると思います。
でもこれはそんなの全然なくて、いきなり周りが、ってなるのがちょっとおもしろかったです。
鉄太郎は、羽卵のことはなんにも思ってないですね。
羽卵もそれっぽいことはなんにもやってませんし、言ってません。
でもその性格と過去話でそう思えるのはすごいですね。
科学実験部の今までの功績のところは、正直言ってやりすぎでひいてしひまうというか、さめるというか、読んでておもしろいもんではないですけど。
でもあまり多く語らないでさらっと流しているので大丈夫です。
で、いろいろあって、スポーツチャンバラですが。
最後のアルミとの戦いは、ほんとおもしろかった。
特に審判を利用して・・・審判退場→即代わりの審判登場→審判を利用して・・・というのが、ほんとおもしろいんです。
その他いろいろいきおいだけ的な話満載なんですけど、その中にクラブ内の仲間意識というか友情というか、そんなんもあっていいですね。
最後の最後、結局チャンバラの試合は関係ないことになって、でも1年生がひそかに大どんでん返しで科学実験部を存続させたとか。
わかっていても、そういう話は熱くていいもんです。
鉄太郎とアルミについては、まあこの先どうなるかはあれですが。
先輩が消えたことで三角関係に持っていきやすくはなりましたが、このままの線でいってほしいですね。
で、最後のかわいい羽卵は、読者サービスというか、バカな読者(おもに男性)がわかっててもいいなあと思ってしまうシーンですけど。
最後まで怒涛の展開で、すかっとして、ちょっといい話も混ざってて。
そんな感じです。
(H21.10.24)

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