今日は病院にいっていたぺたぞうとるきさん。
お昼過ぎに帰ってくる予定が、夕方になってしまったため、ぺたぞうは会社に行くのをあきらめたようです。
しばらくぺたぞうは行き倒れたように寝ていましたが、その間、るきさんはぺたぞうの部屋で何かをしています。
そして、ぺたぞうが起きてるきさんを探しにぺたぞうの部屋にいくと……
るきさん:「片付けが終了したのです。」
一畳プラレールの解体が完了していました!
大喜びのぺたぞう。
実に橋げたは、モノレール橋げた70個に、通常の橋げた290個、ミニ橋げた150個ほど。
レールは実はほとんどなく、一畳プラレールがいかに橋げたから構成されているかわかります(笑)
さて、るきさんに片付けをしてもらったぺたぞう、一畳プラレール台にのっているパーツを一度全部下に下ろします。
そして、ごそごそと円を5つ作り、台に並べました。
新しい一畳プラレールは、カシオペアプラレールをベースにするつもりのようです。
るきさん:「下の3つの円同士を直線でつなげてみたらどう?」
ぺたぞう:「それはつながらないよ、直角二等辺三角形の長辺は無理数だから。」
理系すぎるぺたぞう(笑)
るきさんはあたまをひねっています。
しばらく無言であたまをひねっていたぺたぞうは、突然立ち上がると、レールと橋げたを持ってきて、まるで無作為のようにレールの上に置き始めました。
るきさん:「もうつくりだすの?」
ぺたぞう:「いや、おもしろいレイアウト理論を思いついたので、橋げたが干渉しないか確かめてるの」
ぺたぞう:「よし、いける!」
るきさん:「???」
ぺたぞう:「今回のカシオペアプラレールは、2つの円を8の字に結んだレイアウトが4つ重なっていると考えることができる。この8の字レイアウトは、つまりは直線を2本ずつ挟んだ楕円レイアウトと同じ。これが斜めに設置されていると考えることができる。」
るきさん:「だえん?」
ぺたぞう:「ここで、8の字を構成する2つの円から、楕円の長軸に対して45度方向に同様の楕円をつくることができれば、いままでの一畳プラレールに無かったあたらしい構造をつくることができる。」
るきさん:「ちょうじく?」
ぺたぞう:「この際に橋げたが干渉しないことを確かめたかったのです。」
るきさん:「かんしょう?」
ぺたぞう:「しかし…」
るきさん:「しかし?」
ぺたぞう:「このままだと、内側が空白になった楕円が存在できなくなる…。そうすると、回転半径が2分の1のプラロードは内側に設置しようとすると、外側のプラレールと橋げたが干渉する…ぶつぶつ」
るきさん:「はんけい?」
そのままぶつぶつつぶやきながら、ベッドにもぐりこむぺたぞう。そして、そのまま寝てしまいました。
ひとり残されたるきさんは、くびを右左にかしげると、プラレールを一瞥し、ぺたぞうの考えていることはわからない、ということに気がつき、そして台所へと夕飯をつくりに消えていきました。

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