6月のある日、ぺたぞうがおうちに帰ると、るきさんがニコニコしながら待っていました。
どうしてニコニコしているのかさっぱりわからず、とりあえずぺたぞうのお部屋に入って週末のカードゲームの大会の準備を始めるぺたぞう。
しばらくすると、るきさんがお部屋に入ってきてぺたぞうに噛み付いてみましたが、反応が無いのでベッドに戻りました。
またしばらくすると、るきさんがまたお部屋に入ってきてぺたぞうに噛み付きましたが、やっぱり反応がないのでベッドに戻りました。
さらにまたしばらくすると、るきさんがまたまたお部屋に入ってきてぺたぞうに噛み付きました。さすがのぺたぞうも
「どうしたの?さみしいの?」
と聞くと、るきさんはぶるぶるとあたまをふると、
「ぺたぞうさん気がつかないの?」
「何に?」
「一畳プラレールに何か増えてるよ。」
そういわれて一畳プラレールをのぞいてみるぺたぞう。
………
あまりに複雑なレイアウトのため、一見しただけでは何が変わったのかさっぱりわかりません。
そのままカードの整理に戻るぺたぞう。
あわてたるきさんが
「ぺたぞうさん、ぺたぞうさん、線路のなかじゃあないよ!」
「にゅ?」
またもそもそと立ち上がってお部屋の中を捜索するぺたぞう。
実はるきさんは、ぺたぞうに父の日のプレゼント(父ではないですが…何か口実をつけてプレゼントするのはラブラブ度を維持する秘訣です)を買ってきてくれていたのです…………2日も前に!
ぺたぞうのお部屋の、高さ200センチの棚の上の方においてあって、ぺたぞうが気がつくのを楽しみに待っていたのですが……。
ぺたぞうは足元に気をつけて部屋に入ってくると、部屋の真ん中に座り込んでしまうので、棚の上の方は見ないのです!
なんども部屋に入ったり出たりして探しますが、部屋に入るときに足元を見ているため、まったく棚のプレゼントに気がつかないぺたぞう。
そのたびにやきもきするるきさん。
4往復ぐらいして、ようやく棚の上のプレゼントを見つけました。
プレゼントは、これ!
るきさんが舞浜イクスピアリに買い物に行ったときに、鉄道模型の天賞堂に寄って買ってきてくれた、サウンドプラレールの江ノ電でした。
るきさんはどうも江ノ電がお気に入りの様子。
なので、早速レイアウトを作って走らせてみました。
るきさんからプレゼントをもらえてうれしいぺたぞう。
江ノ電をテレビの上(N700系のよこ)に飾ると、満足げにお部屋にもどっていきました。