3月11日はホワイトデーでんしゃ王国でした。
前の週は、10日の設営に向けて、ポーチのプラレールや週刊新潮プラレールを真夜中に解体する作業に追われたぺたぞう。朝も早くから積み込みを行い、少々へろへろ気味になりながら10日の設営に参上します。
今回はせーじさん、三十路さん、プラレールマニアさん、チーズベーグルくん、水郷くん、そしてみどりくんが設営に参加。
ぺたぞう:「さーて、つくりましょうか…」
元気少な目のぺたぞうの掛け声…というかつぶやき声で設営スタート。
今回はみどりくんに一畳プラレールの作成を依頼、この一畳プラレールを後日のイベントで使用する作戦。
そしておじさん軍団は4畳プラレール(2畳×2個を連結)にとりかかります。
これも上記とは別のイベントで使用する予定です。
順調に作り始めるみどりくん&チーちゃん水ちゃんの一畳プラレールとは裏腹に、おじさんの2畳プラレール×2側は線路を設置したまま唸ってしまう惨状。
せーじさんのアイディアで4辺それぞれに長さ2の高架駅を設置して、それぞれ隣と正面で接続するレイアウトを考え始めます。
平面上で見る限り、直線がキレイに並び地下レールの構造物なども美しく使用可能な配置だったのですが、実際に作り始めるとこれが問題続出。
せーじさん:「A駅とB駅を内側で繋いで、A駅とC駅を外側でつないで…。」
ぺたぞう:「そうすると各辺の4本の直線はそれぞれ半レール分ずつずれた状態になるわけですね。」
プラレールマニアさん:「そうすると、このカーブとこの直線が重なりますが…」
ぺたぞう&せーじさん:「面白い!面白いが…面白いということはつまり…難しい!(笑)」
あっちこっちで橋桁の設置不能な重なりが発生します。10時から3時間ほどおじさん4名で悩んだ結果…。
せーじさん:「決めた!これ辞めよう!」
一同爆笑
一日でクリアできるモチーフではない、との判断で今回は断念することに。
ぺたぞう:「で、みどりくんの方は…?」
だらしないおじさんたちを尻目にせっせとレイアウトを拡張するみどりくんのレイアウトを見に行くぺたぞうたち。
ん?
拡張する…?
ぺたぞう:「一畳に入ってないじゃん!」
再度爆笑
というわけで、一畳レイアウトもイベントでの使用ができないことが決定しました(笑)
さて、今回のでんしゃ王国としてはみどりくんの拡張一畳プラレールは使用できるとは言え、あと4時間程度で4畳レイアウトと1畳レイアウトを1つ制作しないといけなくなったわけです。
たくぱぱさん&寅さん:「ちわー、合流ですー…って何も出来てない!?」
到着したたくぱぱさん、稀に見る惨状と、はじっこでへろへろぼなーんな状態のぺたぞうに驚愕します。
そこでたくぱぱさん、地面で尺取虫のようにくねくねしているぺたぞうを表返して座らせると、レールを持ってきます。
たくぱぱさん:「ハイ、じゃあ一畳を4つ作ってまとめて上を繋げながら飾って4畳にしましょう。そうすれば一畳も4畳も同時に作れますから。で、ぺたぞうさん、一畳作りますから指示出してください!」
ぺたぞう:「はい、じゃあそこからカーブ2個、直線1つ、カーブ2個…」
地面でくねくねしながら指示を出すぺたぞうにしたがって、まず1つ、一畳プラレールがあっと言う間に作られていきます。
1時間もかからずに8階立て一畳プラレールが出現しました。
たくぱぱさん:「はい、これをイベントで使う一畳プラレールとします。いいですね。では、次にこれを見ながらと同じモノとあと3つ作ってください。全員、かかれ!」
たくぱぱさんの号令で、さらに3つの一畳プラレールが1時間もかからずに建築されていきます。
そして4つの一畳プラレールから成る巨大建造物が2時間たらずで姿を現し、さらにその上にそれぞれの一畳プラレールをまたがるロングコースが設置されていきます。
このころになって、ようやく地面くねくねモードから復活してきたぺたぞう。
ぺたぞう:「……ここの大鉄橋、5連にできませんか?」
たくぱぱさん:「おお、無茶振りがでるようになったら大丈夫ですね!(笑)」
そしてぺたぞうの無茶振りの嵐でプラロード大鉄橋がどんどん伸びて行き、さらに空中でアクロバティックなレイアウトが振られるためにど真ん中の手が届かないところの変換作業が発生、腕と腰が攣りそうになる作業が続き、夜の7時すぎにようやくレイアウトが完成したのでした。
当日につづく。

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