店長さん:「ホントにここでいいんですか?」
日曜日のお昼過ぎ。
るきさんが大阪に行っているので、ひとりでぽつんと居間でカメと対話するアブナイおじさんになっていたぺたぞうは、むっくりと立ち上がると、車でGLOBO蘇我に向かいました。
蘇我でレイアウトを作るためです。
今回蘇我で用意されたのは、現在の一畳プラレールレイアウトのすぐ横のスペース。
現在のレイアウトには、ありがたいことに親子でプラレールを遊んでくださるみなさんが、常時2〜3組ついてくださっていて、「すごいね〜」といいながら楽しんでくださっています。
その横に一畳の板を敷く店長さんとぺたぞう。
まさに実演販売形式です(笑)
ぺたぞう:「大丈夫です。」
自信満々。
教育学部出身なので、お子さんの扱いには慣れている…つもりのぺたぞう。
早速橋げたチェック(イメージしているレイアウトで橋げたが置けるか調べる)を始めます。
しかし、お子様のアタックは、ぺたぞうが考えていたよりはるかに熾烈なのでした。
つづきはこちら→
気がつくと、ぺたぞうが考えていないポイントに、橋げたが置かれています。
ぺたぞう:「???」
その橋げたをかたづけるぺたぞう。
すると、今度は逆さになった橋げたが3段ほど積み重なっています。
片付けようとして手を伸ばすと、小さな女の子がぺたぞうの材料箱から橋げたをつかんでもってきました。
女の子:「だめなの。」
拒絶されるぺたぞう。
しょうがないので、そのさかさ橋げたはそのままに、作業を進めます。
ある程度まで設置したので、スペースの割合を見ようと、もって来たイスにこしかけようとすると、ちょっと年上の女の子が座っています。
橋げたの逆さ設置に集中する子のお姉さんのようです。
ぺたぞう:(それはぺたぞうのイス…)
そんな思いを微塵とも受け取らないお姉さんの視線の先で、妹さんはせっせと逆さ橋げたを積み重ねます。
すでに11段。身長より高いです。
ぺたぞう:(ああー、倒れたらドミノ倒しになっちゃう…)
2分後。
ドミノ倒しが発生しました(笑)
そしてその衝撃にびっくりして半べそをかいてお母さんのところに走っていくその子に、なぜかいたたまれない気持ちになりながら倒れた橋げたを回収しつつ、本番作業に入るぺたぞう。
すると、2段ぐらいまで立てたところで、横殴りの衝撃がぺたぞうとプラレールを襲います。
近くに立ててあった接近防止用のポールとチェーンを、飛び越えようとした男の子がもろに引っかかって転倒、ポールごと男の子がプラレールレイアウトに直撃。
ぺたぞう:「だ、だいじょうぶ!?」
男の子:「泣かないよ!男の子だもん!」
なきたいのはぺたぞうです。
それからも、なきべそをかきながら「●●●がないの」(←たぶんきっと電車の名前)とぺたぞうに懇願する少年や、建設途中のレイアウトにしらないうちにN700を走らせて落下させてはケタケタ永遠に笑い続ける少年をかいくぐりつつ必死にレイアウトを作成するぺたぞう。
子育ての大変さを垣間見た気がします。
そしてとうとう、レイアウトが完成します。
できた…。
よろこぶぺたぞうの横で、おもむろに接近した男の子が、一部のレールを外し始めます。そして、巨大駅の一部を設置しだすその男の子。
慌てるぺたぞう。
でもうかつに拒絶したりすると教育上問題がある、などと勝手に思い込み、とりあえず気が済むまで改造してもらい、その後復帰するぺたぞう(泣)
そして、テスト走行を開始します。
すると、お子様たちがそれを追いかけて、レイアウトの周りをぐるぐる走り回ります。
すると、一定の周期が、ガン、ガンという音と振動が。
よく見ると、回転しているお子様の足が、角ごとにレイアウトの台を蹴っ飛ばしているのです。
ぺたぞう:(ああ…ズレる、ズレるから追いかけないで…)
涙目になりながら見守っていると、おずおずと入ってきた男の子が突然電車をつかむと、スイッチを切ります。
ぺたぞう:「ああ、その子を走らせてあげて…」
もう一度スイッチを入れるぺたぞう。
すると、一周してきたところでやはりスイッチを切る男の子。
その子のお兄ちゃんらしき子が、声を上げます。
お兄ちゃん:「いま止めちゃいけないんだぞ!」
弟くん:「………」
無言でおにいちゃんに頭から突っ込む弟くん。
怪獣の兄弟喧嘩勃発です。
ぺたぞう:「ああ、やめ、けんかはよくな…」
パンチが直撃するぺたぞう。
ぺたぞう:「ほら、おにいちゃんも手をださな…わああっ!」
レイアウトにほうに転びかけた弟くんを必死でフォローするぺたぞう。
ぺたぞう:(あぶなかった!いまのはあぶなかった!!)
店長さん:「蘇我レイアウトのほうも固定が遅れていて、毎日修繕の日々ですよ。」
くたくたになってレイアウトを完成させ、帰路についたぺたぞうの荷物運びを手伝ってくれた店長さんが、お話してくれました。
店長さん:「お子さんの攻撃で…。」
ぺたぞう:「真ん中のレイアウトがズレて、周りの線路を押し出しそうになってましたね…」
無事、完成したレイアウトは鉄道模型コンベンションを完遂できるのでしょうか…。
心配になってきたぺたぞうでした。
レイアウトの完成形は、鉄道模型コンベンションのレポートにて!