土曜日の昼過ぎ。
るきさんがお人形のお洋服を作っていると、プラレール部屋からぺたぞうの声がしました。
ぺたぞう:「たすけて〜」
顔を上げるるきさん。そのまま、少し待ってみます。
また声がしました。
ぺたぞう:「たすけて〜」
るきさん:「???」
不思議に思ったものの、
放っておけばそのうち声もしなくなるだろうと思ったるきさんは、そのまま放置してみます。
しばらくして
ぺたぞう:「るきさんたすけて〜」
まだ声がするので、見に行くことに決めたるきさん。
プラレール部屋に入ってみると、ぺたぞうが一畳プラレールと壁の間でもがいています。
ぺたぞう:「あ、るきさん!反対側にイスがあるのを忘れてプラレールの台を移動したら、挟まっちゃったの!」
どうやら
おなかが挟まって出られなくなった様子。
ぺたぞう:「イスを片付けて〜」
おなかが挟まってもがいているぺたぞうをもう少しみていたい気もしましたが、そういった様子は普段の生活でたくさん見ているので、るきさんはイスを片付けてあげました。
すると、出てきたぺたぞうはお礼と喜びと愛のことばをひとしきり語ったあと、思い出したように一畳プラレールを振り返りました。
ぺたぞう:「ところで、一畳プラレールが開通したよ!」
