9月2日(火)
朝食を食べながら、テレビのチャンネルを繁茂に切り替えつつニュースを見る。
総理が辞職した翌朝なんだから、エド・はるみの100キロだか110キロだかのマラソンの話は後回しにしてもらいたいものだ。
実に興味深い会見だったねえ。記者の質問に逆ギレする総理なんて、なかなかお目にかかれませんよ。
「わたしは自分を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです」
この一言がすべてだね。総理の本性がモロに出てると思った。われわれ庶民を「上から目線」で見ているとも言えそうだし、記者が放った「他人事」という言葉に図星をさされて過剰反応したとも言えるし。
しかし、われわれは総理が辞職しても昨日と変わらず生活を続けてゆかねばならない。
牛乳配達の人が8月分の代金を集金しながら牛乳を配る。お隣の新築工事現場では、小雨のなか作業員の皆さんが朝早くから働いている。私もとっとと身支度して会社にゆかねば。
次は誰が総理になるのか、おおよそのところは皆が知っているが、それで生活が昨日より良くなるかどうかは誰も知らない。たとえ「良くならない」とわかっていても、私は自分自身の世話で手一杯で、とてもジャンヌ・ダルクにはなれそうにない。
他人事ではいられないのはわかっているが、いったいどうしたらいいんだ。