7月19日(土)
朝5時に目がさめ、もう眠れそうにない。おもむろに携帯電話を手にとり、ツタヤオンラインレンタルのモバイルサイトから、観たいDVDをピックアップして次々と予約リストに入れる。朝から何やってんだ。
7時すぎに朝ごはんを食べて、化粧をしながら、少し前に録画しておいたTBSの『R30』を再生。
ゲストはジャパネットたかたの高田明社長。芸能人なみに整った目鼻立ちで、すらりとした体型。それでいて地方色の濃いアクセントで話す親しみやすさ。まちがいなく世間の(おそらく女性の)注目を集めるタイプかと思われる。
10時ごろ図書館へ。暑い。世間の小・中学校は今日から夏休みらしい。さぞ図書館は騒がしいだろうと思ったが、そうでもなくてホッとする。
冷房のきいた館内は涼しいが、私は基本的には冷房が嫌いだ。やや冷房の強すぎる室内にいると、まるで冷気の海の底にぽっかり開いた穴の中にでもいるようで、閉所恐怖症のような気分になってくる。
予約しておいた本も含めて8冊を借りてきた。いくらなんでも借りすぎだと思う。
帰宅。父が台所の床を修理中。こういうことをやらせると器用な人だ。性格的には親分肌だが、モノグサでもある。「オトーサン頼みます! やっぱりオトーサンじゃなきゃ、こういうことは!」とか言って散々おだてると、「おお、オレに任せろ!」と立ち上がる。なにごとも助走が必要なのだ。
それにしても暑い。父もしんどいだろうと思い、図書館の本を置いてから近くの店へ行って、アイスを買ってきた。私も冷たいものを飲みつつ縁側で読書にかかる。
お尻のほうから揺れが来るのは父がカナヅチを使うせいか……と思ったら本物の地震だった。けっこう長く揺れて、すぐテレビをつけたら震度4、福島沖と宮城沖に津波警報が出た。最近、地震つづきで嫌だが、震源が内陸か海かの違いで、揺れかたや被害の出かたも違うことが体感としてよくわかる。
読書再開。読んでいるのは和田竜の『のぼうの城』。歴史ものや、複雑な人間関係を描く小説では、メモをとりながら読まないと混乱する。新聞の折込チラシの裏にボールペンで書きなぐる。結論を言えばなかなか面白い本でした。夕方6時ごろに読了。
それから自分の部屋を掃除する。
このまえ小さなコオロギを見た。虫が大嫌いなワタクシは、コオロギを除去しようと立ち上がったが、ふと目を離した隙にコオロギの野郎は消えてしまったのだ。どういうトリックなのか皆目見当もつかぬ。ワープでもしたか?
とにかく、あまり気分のよろしいものではない。隅々まで掃除機をかけた。だが肝心のコオロギはどこにもいなかった。
こんなワタクシは、苦手な虫のたぐいが侵入しないように、いくら暑くても、窓やドアを必要最小限にしか開けないことにしている。
……暑いですか、こういう話。では次の話題にまいりましょうか。
土曜の夜11時台、NHK教育テレビの『書道の国の王子様』って番組、ご存じですか?
NHKのモバイルサイトの説明によれば、「若い女性の代表である『姫』が、各界の第一線で活躍する若手実力派の王子様からデート気分でレッスンを受ける超初心者向けカルチャー講座」なのです。
その『姫』ってのが若手女性タレントではなく、人間が中に入って動かすタイプのお人形で、「ねえねえ王子〜♪」などと言ってすり寄る。王子は逃げる。バカバカしくて可笑しい。書道のレッスンはあんまり聞いてない。でも、すり寄られるほうの「王子」は、れっきとした本物の書道家である。
4週ごとに内容が変わる。私が見たのは「書道編」の最終回で、来週からは「フレンチ(フランス料理)の国」から王子様がいらっしゃるらしいよ。