第16回「信玄の娘」です。
ようやく上杉家では景勝(北村一輝)が御館の乱を制して家督を継ぎ、武田家から菊姫(比嘉愛未)を嫁にもらい、上杉家の新体制が着々とできあがっていくのでありました。
家老の吉江宗信(山本圭)も引退の意向を示し、兼続(妻夫木聡)が若いながらも新しい家老になるのですね。
はあ。ここまで長かった……。
もう4月も下旬になろうっていうところですもん。
さて菊姫は意に染まない婚儀を強いられて、なにかと言動にトゲがある。姑の仙桃院(高島礼子)が大らかに接して、そのトゲを和らげていきます。
兼続が「お見せしたいものがございます」と言って示した雪割草が、嫁と姑が心を通わすキッカケとなるわけです。はい。
この雪割草のシーンに至るまで、時間の経過がさっぱり頭に入らなくてさ。
というのは、今回、ドラマが始まって早々、満開の桜がドーンと映って、仙桃院のまわりに花びらがヒラヒラ〜というシーンがあったんです。
ああ春爛漫……と思ったら、急に庭の積雪と雪割草になっちゃったもんで、「さっきの桜はどうなったんだ?」と混乱いたしまして。
いつの間にか1年(もしや2年か3年か!?)がすぎちゃってたんですね。
気づかない私が悪いんですけれど。
菊姫を演じる比嘉愛未さんというかた、初めて拝見しましたが、きりりとした眉と意志的な目が美しいです。
一方、今回が初登場となる徳川家康(松方弘樹)の、これまでの大河ドラマにはない斬新なキャラクターには心底びっくりしました。
家康って人質として駿府の今川家に行ったりとかして波乱の人生なんですよね。
織田信長が50年に満たない短い人生を、ぱーっと燃え尽きるように駆け抜けたのとは対照的に、徳川家康はいろいろ苦労しながら自分にチャンスが巡ってくるのを、じっくり待った。
そういうパブリックイメージが定着してるわけです。
ところが今度の家康は、登場そうそう、柿にかぶりついちゃってますから。
それって信長とか前田利家とかの若い頃のイメージでしょう?
私などは、事前にキャストを知らなければ、これが家康だと分からなかったかもしれません。
まぁ家康も実はド明るい性格だったのかもしれないし、いずれにしろ真実はタイムマシンで時間をさかのぼらなければ分かりませんけどね。
次回予告では、織田信長(吉川晃司)が何者かを足蹴にしておりました。
むむ。これは明智光秀(鶴見慎吾)との確執のシーンか……?
いよいよ本能寺に火の手が迫っておるようでございます。
全国の吉川信長ファンの皆様、心してご覧あれ。

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