ucchiとの山行はなかなか実現しなかった。GWにスキーに行ったきり「次は○○月頃に、△△山あたりだね〜」とか言っていたのに、中止がかさなり、実現したのはクリスマスとなってしまっていた。
まえに「何で毎年marboさんとクリスマス山行しなきゃなんないの〜?」とか言われたこともあったけれど、何故かこうなっちゃうんだからしかたがない。
今年は雪がない地域を求めて、胆振管内の山にする事にした。
「ここなら、雪も少ないだろうし、普通に夏道を歩ける!」って予想だったのだが・・・?
メンバー5名、待ち合わせの駐車場に集まる。予想に反してあたりは雪だらけです。
前日、前々日と雪が降ったらしい。林道は3合目登山口までは入ることなど出来ないので、林道入口に車を停めて歩く事になった。

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2011/12/25

09:45 cnt.40mより歩き出す。
大袈裟だが、ビーコン、スコップ、プローブはもとより、アイゼン、ピッケルまで持っている。シーズン初めだけど、ちょっと身体に負荷をかけて鍛えようとの思惑で、みんなザックはパンパンです。

私が予想していた状況は、カチカチの林道には薄っすらと雪があるものの、土が見えている道を歩くのだ!と思っていたのだが、なんのなんの踝高の雪がある。
降ったばかりであろう雪は、軽いもののどんどん深くなってくる。深さは15cmになり20cmになり、cnt.120mくらいまで登ってきた頃にはスノーシューを装着したくなってしまうほどの積雪となってしまった。
「こんなところで体力消耗したくないもんね!」

10:50 cnt.220m 3合目登山口に到着した。
ここにはこの山の見取り図が描かれた看板がり、ヒュッテまで1.5Km、そこから頂上まで1Kmとなっている。すでに弱気な発言をするメンバーもいたのだが「ヒュッテから1Kmなら大したことないしょ!」と私が先頭をきって歩き出した。
ここからはキツイ! 歩き出してすぐに膝上のラッセルが始まったのだった。
唯一人スノーシューじゃなくワカンをはいている私の脚はズボズボと埋まって、ほんの少しのラッセルだというのに息が上がってしまう。
100mも歩いただろうか? 平坦な樹林に入りラッセル交代したところで戦意喪失、あとは嫌々最後尾からトレースする。
5番目に歩いているというのに、ワカンと体重のせいで、ズボズボと埋まる。でも最後尾を歩く理由付けができるってのは、今の私にはありがたい。

11:20 四合目の標示を通過する。
とにかく樹林の中を歩くだけの登山道なものだから、天気が悪くないのに景色は木しか見えない。
ここは、もう少し雪が積もってからスキーを使い、三合目登山口から夏道に入らずに、夏道のすぐ南の尾根を登るのがいいのだろう。そうすれば景色だって期待できるってものだ!

ラッセルが一巡する頃に植生がかわり、周りは樺の森となっていく。
ラッセル2巡目は辞退してucchiが元気に前を行く!
山腹の先に見える景色は、尾根よりも空の割合が多くなってきて、ヒュッテが近いことを物語る。

12:20 cnt.500m カムイヒュッテに到着した。
歩く道々「小屋って入れるのだろうか?」「鍵は教育委員会に問い合わせるらしい」とか話しながら来たのだったが、試しに入口のノブを回してみると「くるっ!」とまわるじゃないか。
ラッキー! 入口の雪を除雪してヒュッテで休ませてもらうこととした。
そして、今日の行動はここでおしまいとする事にする。ここまで時間がかかりすぎているし、私にはすでに頂上を目指す気力など無い!
登山前には「クリスマスだからケーキ担いで登る〜?」って言っていたケーキは、現実的な「ぺこちゃんのほっぺ」に変更していた。だってケーキはグチャグチャになってしまうしょ!
私のザックから「ぺこちゃんのほっぺ」の箱をとりだして、みんなに配る。
このヒュッテの管理は素晴らしい。これだけ綺麗にされていたら、ゴミをそのままにする気など起きるわけがない。
無人で、しかも、綺麗に使われている小屋に私は憧れる。
それにひきかえ我が斜里岳ときたら、岳人を信用していないのか、小屋を管理人なしで使わせる気が全くない。
清岳荘の暗い過去を考えるとしょうがないかもしれないが、地元山岳会が一生懸命管理する気があれば、施錠無しでも綺麗に小屋は保たれているというのがこの小屋を見るとわかる!

13:15 火も焚かないくせに、随分とゆっくりしてしまった。玄関の雪の始末をして下山をすることにする。
みんな飛ぶように駆け下りる。写真を撮ろうともたもたしているうちに、メンバーの姿は見えなくなってしまっていた。

登りで1時間半もかかっていた登山口〜ヒュッテ間は20分ほどで終わってしまい、あとは傾斜の緩い林道を歩くだけとなる。
ただ林道歩きってのは、登りも降りもそんなに時間なんか変わらないのだ。登りでも長く感じた林道は降りでも長い。(ここは約2.1Kmある。)
そうして、一生懸命歩いているのに、みんなになかなか追いつかない。
実をいうと、左脚の前側付け根が痛い。
ここはいつも痛くなるところなのだが、重力に任せてドンドン降りていったら脚の付け根全体が痛くなってきてしまったのだった。こんな事は初めて。

「まいった!」
「こんなゆるい山行で脚が痛くなるなんて・・・」
こんな状況を知られたら、もう誰も私を山になど誘ってくれなくなってしまうかもしれない。
そしらぬ顔で、痛みをこらえて下山する。
14:15 脚の不調をかくしつつも遅れることなく車に着いた。
みんなの前では、何て事ない顔を装っていたが、けっこうきている。
「もう歩かなくってもいい!」

ちょっと風があったけど、ここでラーメン食って解散です。
***こんなことに***
クリスマスの山行だったのだが、今頃UPしてやんの!
色んな事にだらしない年末年始となってしまい、自分のことながら「何やってんだ〜!」って思ってしまう。
このだらしなさが、最近の体型悪化の原因を担っているのは確かな事だ。
そろそろ心を入れ替えなきゃ、山にいけなくなってしまうかもしれない。
まぁ、今回はヒュッテで帰ってくることになってしまったが、これもしょうがない事だ。
思わぬラッセルをする事はままあることだからね!
ひょっとしたら、年末にこの山に入ったひとがいたとしたら「ラッキー!」って思ったんじゃないだろうか?
***一緒に登った仲間***
・sugiさん、ucchi、moco夫婦、そしてmarbo

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