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このところのドカ雪で、今日も朝から除雪、除雪。
こんな天気の時に山に行くだなんて少々気が惹けるが、予定どうり日高に向かう。
今回は、昨年「北岳バットレス」で事故に遭った、nagaさん、numaさんの快気祝いを兼ねた山行だ。
前泊した、岳連の日高ロッジでは大いに盛り上がり、途中からは何を話していたのかは記憶にない。
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6時起床、頭が重い。朝食は喰いたくない。部屋の隅には膨大な量のビールの空き缶がビニール袋に入っている。
「いったいどれだけ呑んだんだ〜?」

08:25 山の用意をして日高ロッジをでる。今回の山は、沙流側にかかる千呂露橋を渡ってすぐに尾根に取り付くことの出来る、東山(811m)です。
なぜか今回のメンバーは藪山仲間のsaijyoさんとsugawaraさん以外に“P山の会”のメンバーが4名もいる。naga、numa、sugi、marbo。

sigiさんは今回“ツアー教程”ということで参加なのだが雪が少ない。弱層テストやビーコン訓練も出来ないくらいの積雪。
この雪不足、病み上がりのnagaさんに「吉」と出るか「凶」と出るか?
緩い尾根の薮に取り付く、笹は雪から顔を出していて歩きづらい。スキーでは無理だろう。足回りのチョイスはワカンとスノーシューだ。

先頭を行く、sugawaraさんと、numaさんはすぐに見えなくなってしまった。私は、教程対象者のsugiさんとゆっくりゆっくり。そして、saijyoさんもnagaさんとゆっくりと歩く。
藪の斜面をあるいて主稜線に出てすぐに送電線が現れる。またく体が温まらない。寒いんじゃなく、スピードが遅くって体に負荷がかかっていないのだ。sugiさんには悪いがもう少しスピードを上げてもらいたい。
10:25 cnt.590mを超えて少し下ると、林道が現れる。「どこから繋がっているんだ?」「帰りはこの林道を下ってみよう。」

ここでsaijyoさんとnagaさんをおいて先に向かう。先を行くトレースは、林道をまっすぐ進まずに、すぐ藪の尾根に取り付いていた。
ひどいトレース!倒木で荒れたルートは、すんなりとは歩かせてはくれない。「なんでここをいくんだ?」「どうしてこっちじゃないのだ?」文句を言いながらも先行のトレースから外れずに歩く。
11:40 cnt.720mの小ピークに着く。展望がないが「ここがピークか?」視界の先にはここよりも高いピークが見えている。
sugiさんはもう歩く気がなくなっているようだ。「谷を下ってまた上がるのは無理」と言う。
私もここで引き返そうと思って休んでいると、鈴の音が聞こえてきた。音のする方向からsugawaraさんが現れた。「あと30分くらいだよ。行ったほうがいい!」って言われると行きたくなってしまう。sugawaraさんのあとから来るnumaさんに後を託し単独でピークを目指した。
走るように40m下り、130mを息を切らして登る。今回の山行で初めて汗が出てきて、息が乱れる。尾根にでるとピークの南側の崖が垂直に見える。
木の生い茂る最後の登りはけっこうな急登だ!薄い雪の下は凍った地面なのでアイゼンを持ってきていない足回りには堪える。スノーシューを脱ぐかどうか迷いながらの登りだったが、スノーシューのアイゼンがなければ登れなかったかもしれない。

12:10 東山(811m)のピークに立った。ガスで展望はなし。そして既にメンバーは下山しているであろうcnt.720mに向かって「ヤッホー」をしてみる。返事はない。写真を撮ってすぐに下山開始とした。
cnt.720mからピークの往復は約45分ですんだが、誰も待っているはずはない。ここから皆を追いかけて下山するのだが、北の方向に向いている尾根が気にかかる。「ひょっとしたら、途中であった林道に・・・?」なんとなくそんな感じにさせる。
皆に追いつきたい思いが北の尾根に向かわせる。スノーシューの踏み跡がある。我々のパーティか?と思いながら下っていったが、なかなか思った方向へルートは向いていかない。コンパス切ってみる「ダメだ!戻ろう。」今降って来た尾根を登り返し、往路に戻る。約15分のロス、大失敗!

走るように下山する。途中の林道から尾根に入るところに“下山→”のサインがある。登ってきたときに「帰りは・・・」と言っていたのだが、そっちはダメだよとのサインのようだ。
13:05頃 cnt.550mあたりでnumaさんとsugiさんに追いつく。もうすぐだ。
朝にスノーシューを履いたところには13:40着、日高ロッジには2時前にたどり着くことができた。
***今回の山行で***

先にも書いたが、numaさんとnagaさんの快気祝いということでの山行だったが、この人達はおかしいんじゃないか?
あれだけの大怪我をして、私なんかは「きっと山には復帰できないよな」って内心は思っていたのに、事故から4ヶ月で道のない藪山に復帰しようとしているのだ。

思いが強いというだけで理解できない。きっと私とは人種が違うのではないだろうか?
前日の飲み会は、人数こそ多くなかったが、濃い〜い人たちが集まった。
中標津から、帯広から、江差から、札幌からと地域もバラバラ。私のような普通の登山愛好家とは違って、一癖も二癖もある人たちだ。
そんな人たちを集めることのできるnagaさんの人気はたいしたものだ。
北日高も雪が少ない。東山の上部では雪があるだろうと思って登ってみても、笹を隠すだけの積雪はない。今回sugiさんの“ツアー教程”も兼ねていたが、弱層テストの練習が出来るだけの雪は最後まで現れなかった。
どこかでまた訓練してあげなけりゃ。
***今回の参加者***
・「ガイドブックにない北海道の山々」の八谷夫妻(宴会のみ)
・「北の山に遊ぶ 僕の山遊記」のnumaさん
・「道東の歯の治療もできる藪屋」のsugawaraさん
・「地図がガイド・・」のsaijyoさんと主役のnagaさん
・「P山の会の新人」のsugiさん
・そして私
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