家の義母は50代の頃からアルツハイマー性の認知症だった。私が結婚してこの家に嫁いできた時にはその症状は出ていたのだろうと今なら思えるけど。よそ者として嫁いだ私にはいじめられているとしか思えなかった。たぶん私がいじめと思っていたことは義母にしてみれば段々記憶の無くなっていくことへの不安とこの家で自分の居場所を守るためにやっていたことで悪意とかそんなことを考えてやっていたことではなかったのだろう。それを私は悪意と思っていた。アルツハイマーとかそういう事も知らなかったし未熟な私はいらぬ思い込みからとんでもなく辛い思いをしていた。知らないって事は時にしてとんでもなく罪なことでもある。

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