アメリカの共和党の大統領候補を選ぶ予備選が混とんとしてきた。
最初の予備選であるアイオワ州で当初は勝利と報じられたロムニー・前マサチューセッツ州知事が数えなおしの結果、2位となり、逆転?勝利したサントラム元上院議員がここへきて巻き返している。
ロムニー氏の対抗馬と見られていた元下院議長のキングリッチ氏は、サウスカロライナを制したのみにとどまり、年齢から行ってもほぼ大統領候補への道はなくなったとみてよい。
ニューハンプシャー・ネバダ・フロリダと制したロムニー氏が有利と見られていた予備選も、サントラム氏がアイオワ・ミネソタ・コロラドを制し、ミズーリも制すると見られ、形勢がやや変わってきたように思える。
どちらかと言えば、民主党支持の私なのですが、キングリッチのような攻撃的で政治的信条がやや怪しい日和見的な候補者が消えたのは、良いことです。ブッシュ2代の二の舞だけは勘弁です。
あとは、宗教的な壁があるといわれるロムニー氏が、その壁を乗り越えられるか、という点ぐらいしか、関心はありません。
WASPと呼ばれる人たちが歴代の大統領を輩出してきたという壁を、カソリックのケネディが打ち破ったのが1960年、純白人のみで占められていた大統領にアフリカ系の血が入ったオバマが打ち破ったのが2008年、果たして2012年、ジューイッシュが大統領の壁を打ち壊すのだろうか。