「アイスでも買いに行こう。」
郵便局の横の路地を曲がり、50メートルも歩くと
スリーエフだ。
曲がってすぐの酒屋に季節はずれのキリンのポスターが貼ってある。
水着姿のキャンギャルを横目で眺め
「誰だ、アイツ・・・。ボクのリストに載ってねえよ。」
と心の中で少しだけ思いつつ歩みを進める。
ボクの名前はニート正三。
訳すとニート・ライト・スリーだ。
別に訳す必要はそんなに無い。
今年で35歳。身長158センチで体重が83キロ。
世間で言うややポッチャリ系ってとこかな。
50メートルといっても結構ある。
季節は真冬を迎えるころだがプチ肥満児の
正三にはまだまだ暑い季節。
「早く気温が5度を下回らないかなあ・・・・・。」
腋にじっとりと汗が染みだしてくる。
額にも汗が吹き出しつつある。
汗をぬぐおうとタオル地のハンカチを取り出したところで
スリーエフに到着した。
自動ドアを開けるととムアっとしたコンビニ独特の
おでんやら肉まんやらの混在した臭気に一気に包まれる。
いよいよ汗が吹き出てくる。
店内に入ると迷わずエロ本コーナーとなりのアイスボックスに向かう。
エロ本に気を取られながらもガリガリ君ソーダ味を
物色する。
「エロ本見てえなあ。でもお母さんとかにみられたら
大変だし、第一そんな度胸持って無いよ・・・。」
そんなことを考えながらガリガリ君の金脈を発見する。
上から3番目のガリガリ君を正確に抜き取りレジへ向かう。
もうすぐレジというその時。
手にもっているガリガリ君がコーラ味なことに気付く。
「ま、いいや。戻すのめんどくさいし・・・・。」
この妥協こそが正三の根本なのだろう。
外に出ると凍りついた空気を感じた。
無理もない、もう年明け間近なのだ。
「遠回りして帰ろう。」
なんとなくそう思った。
50メートルで戻れる道のりを正三はあえて違う道を選んでみた。
「スポーツの秋って言うしね。」
すこし歩いたものの日ごろの不摂生の賜物か
なんだか少し息が切れてきた。
「少し休もうかな・・・・。」
ボンヤリそう思いながら路地を曲がるとなぜか
突然切り株があった。
当然ここは森ではない。れっきとした華の都・郡山だ。
「何でこんなところに切り株が・・・・?」
いぶかしげな表情を浮かべながらも体の素直な要求には耐えられず
そこに腰掛けることにした。
そしてその座った瞬間!!!
正三の体がドラクエの旅の扉のようにウネウネなりながら
消えてしまったでは無いですか!!!!
2006年12月25日。
聖なる夜に一人のデブが異世界に飛んだ!!!!!
↓ポチッとな↓
人気blogランキングへ投票よろしくです
エロサイトランキング[ココ]