2016/11/21

お茶事  

 初冬の一日、我が家で懸案だったお茶事を行いました。

 この何年間、一緒にトスカーナを旅したり、今秋のYaeコンサートを行った実行委員の友人夫妻達をお客として迎えました。

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 昼食のいろいろを経てお濃茶、中立ちをはさんで、お薄と続きます。

 女房が学生時代から、東京で習ってきているので、“亭主”の役をしました。

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 そして、ぼ、ぼ、ぼくは、“半東”の役割をしました。むくつけき大男が、狭い茶室での半東さんは、サマにならないなぁと思いつつ、年々足腰の力も衰え、あいさつやお運びなどでは足がつり、ここでこけてはかなりやばいとばかりに、何とかこらえきりました・・・ハハハ。
 
 さらにお茶事のいろんな場面では、かつて東京にいた折、僕自身も7年間ほど習っていた、尊敬していた今は亡きおばぁちゃん先生のこともなつかしく思い出しました。

 終えてみて、こんな風に季節感をベースに、総合的に様々な楽しみを味わえる“お茶”って実にすばらしいものだなぁと、改めて思いました。
 またそれを共に享受できる友人たちがいることも。

 ・・・写真だけで、そんな気分は伝わっているかしらん?
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2016/11/19

雑踏と映画  

 先日、一年ぶりに上京してきました。今年は恒例の春、秋の自分たちの都内での展覧会を中止にしていたので、単純に気分転換的に出かけました。

 いつもの義姉の家に泊って、新宿や有楽町を訪ねましたが、久しぶりの都会の雑踏は、圧倒されると同時に、自分にはどこかなつかしさもあって、無名性の気楽さが心地よかったです。広場のベンチに腰掛けて、人の動きを眺めているのも楽しいものでした。

 かつての東京での同僚と、一杯やることもできましたし。
 
 そして映画を見ました。

 それは信州には絶対来ない映画でしたので(いくつかの県内の映画館に電話し、確かめました)、ぜひこれは東京でと考えていました。都内でもその訪ねた一館でしか現在は上映されていませんでした。

 そこは、下高井戸シネマというビルの2階にある小さな映画館で、ちょっとマニヤックな人の見るような映画を上映しているところでした。

 僕の見たのは、”トランボ”という映画です。

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 アカデミー賞を2度受賞した、「ローマの休日」とか「スパルタカス」などの脚本を多数書いた脚本家の実話です。
 彼は戦後のアメリカで、ハリウッドを震撼させた、いわゆる反体制の文化人や映画人がパージされていた時代に、弾圧され続けました。(収監までされている)
 そんなことから、その本名である”トランボ”名では作品を発表できず、友人の脚本家の影武者となって、後年傑作といわれる映画を他人の名前で何十年かにわたり、世に出し続けていたのです。

 彼が晩年近くなって、ようやく時代も変わり、弾圧が解けたのですが(ようやく自分の名前を出せることになりました)、それまでそんな国からの弾圧にも屈せず、すばらしい作品を次々と生み出し、さらに彼の家族に対する深い愛情が、映画を見る人の涙を誘いました。

 僕は、えーっ!こんな人が実際にいたんだと、とても感動しました。トランボはそんな時代にあっても、どこか飄々としていて、ユーモアがあって、実に人を笑わせるのです。

 そして、“創作の力”というのは、ある意味世の中を越えられる力にもなりうるということが、僕にとっては大きな励みともなりました。

 さらにさらに驚いたことは、平日なのに何と観客の多いことです。確かに高齢者が大半ですが、流石は東京だなぁと、おのぼりさん的に感心しました。

 予想外に冷え込みのきびしい東京でしたが、“♪冬が来る前にもう一度・・・”とばかりに、とにかく気分転換にはなったなぁと思える滞在でした。

P.S しかしトランボを見た日に、トランプが選ばれるとは・・・!?
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2016/11/3

柿のれん  

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 今年も“柿のれん”ができました。
 
 いつも分けてもらう、隣の上田市に住むいとこの家の柿の出来が、何故か例年よりたくさん実り、山ほどもらってきました。

 それ故、皮をむくことが大変で、ナイフを持つ手が痙攣する位でしたが、全部で250〜60個位を吊るせました。

 うち辺りは標高のことから、柿は実りません。それで僕は版画家、斎藤清の会津風景に良く出てくる柿の木の美しい景色をうらやましく思い続けてきました・・・。
 
 しかしこの地の冷え込みのせいか、干し柿は毎年見事にできますよ。
 
 今年も完成が楽しみです。
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2016/10/22

今年の紅葉は・・・  

 何かアッという間に、また本格的な秋になってしまったという感じです。

 知らぬ間に(自分が気づかないだけですが)季節はドンドン過ぎていきます。自分が歳をとったせいでしょうかね。

 うちの近くにある学校施設の前にある紅葉が、今まさにという感じです。ちょっと柵が邪魔でしたが、今年の秋は早いようですね。

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 さらに上の湯の丸高原方向に行ってみると、紅葉になる樹が少ないせいか、黄葉の真っ盛りというところでした。

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 これが終わると、次の季節は・・・と思うと少しゾーとしますけれどね。
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2016/10/17

太陽光発電は素晴らしい???  

 このところ我が家の辺りで大きな問題になっているのが、熊の出没と太陽光発電施設のことです。
 自然エネルギーの活用ということで、素晴らしいはずの太陽光発電の設備が知らないうちにできて、山の集落に危険をもたらすことになっています。

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 この施設は1000kwの発電量があるそうで、畳1500枚分位のパネルが設置されているそうです。以前、原子力発電をやめるならちょっとした景観破壊があっても仕方がないかなぁと思っていましたが、電力の自由化に伴って一儲けしようと、景観も環境に与える影響も全く考えずに、ひどくずさんな工事で始める会社がでてきているようです。
 うちの辺りは急傾斜地なのですが、先日は大雨と言うほどではなく普通に降った雨の日、施設の下の家の裏口に滝のように水が流れてきたそうです。
 何しろ元は土で雨は浸み込んでいたものが、1500畳分がガラス板になってしまったわけで・・・。連絡先も明示していなかったので困ったそうですが、市に問い合わせて業者に連絡を取ると土嚢を少しばかり積んでその場はしのいだようです。それに、うちの横の道は普通の雨でも道路が川になってしまうのに・・・。
 市も現地を確認しないで許可の判をおしてしまったそうで、排水施設もきちんと作らないで“できあがり”としてしまったのです。そして、業者は遊休地を活かしてやっているのだというのです。

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 写真の施設は、ここ寒冷地のことを全く知らない四国の業者が施工しているせいか、ポールの土台をコンクリートで固めることもなく、ただ差し込んだだけなのだそうです。
 我が家ですら、2mほど掘ってコンクリートの土台を作ってその上に家を建ててあります。寒冷地は冬に土地が凍るため、土台が持ちあげられて、春にはゆるゆるになってしまうからです。そして傾斜地の下から風が吹き上げれば、パネルが吹き飛んだりしてしまいそうです。また、上の家は大量のガラス板からの反射ですごく暑いのだそうです。またまた、その『高圧電気』はどうやってどこを通って運ばれていくのか??
 さらに、これから『一儲け発電?』がたくさんになると、過剰になり破綻するかも・・・。そうなると施設はホッタラカシになってしまうのではないかという不安もあります。

 豊洲問題も、ボート競技場問題も本当に考えてしまう問題ですが、この問題もこれから全国に広がる問題でしょうね。何とも悩ましいことです。

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