2018/5/21

それって どうよ?!  

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 うちの玄関側の庭のアヤメです。

 今年もサークル状(上から見ると)に見事に花をつけました。この写真では何となくロイヤルブルーの様な色に見えますが、本当はもう少し紫がかっていますね。

 さてここからが問題発生なのです。このアヤメ達の半分くらいが、来年からは見られなくなりそうなのです。

 僕はもちろん、自分ちの庭の範囲にそのアヤメは咲いているものと思ってきました。
 が、つい先日市役所の人が訪ねて来て、隣の人の土地(畑)との境目の目印の棒(境界を示すもので、何ていう名か失念)の位置が玄関前の道路より下がっていることを確認し、後日そのアヤメの半分ぐらいは削らなくてはならなくなったのです。やれやれです・・。

 確かに僕もうかつで、そのアヤメの美しさから年々道路方向にサークルが拡がっていったのを気がつかなかったのですね。
 というより、昔からの「道路」として舗装をされていた道路にまだそのアヤメは届いていなくて、しかも近年自分ちで舗装した玄関へのアプローチの端より手前なので、大丈夫だと思っていたのです。

 ところが降って湧いたのか、突然、玄関前の道路をそのアヤメ辺りから300m位先のある施設まで拡幅する工事を行うことに、今年の年始の区民総会で決まったらしいのです。役所の人の言うには今年は100m位行うのだそうです。


 今回はその道路拡幅のことをちょっと話させてください。
 
 僕は実はその総会に別件で出席できなくて、つい一昨日ある区民から聞いた話ですが、これまで区として市に申請して何年か工事を続けてきている別の個所の道路の修理の工事がありながらも、突然市長から、我が家の前を通るその道路が狭いため、大きなバスが通るのに危険があるというので、拡幅の工事をせいと(これまで続けてきた別のところの工事を中断して)今後3年間はその工事を、となったのだそうです。

 何故そんなことになったのかというと、その道の奥にある東京のある私立学校のいわゆる林間施設への道にもあたっているからです。

 それは、その学校の理事長であり、ブラック企業と先年指定された企業の元社長でもあり、何より現在国会議員でもあるその某氏から市長に直接電話があったからなのだそうです・・・。(市長はそれを逆手にもとっている感じもします。理由は後ろで。・・・これは僕の推察ですが)

 何だか、今国会でいろいろ問題になってることのミニ版みたいな、何やら「忖度」云々みたいな気分になってきます・・・。

 その道路は“市道”故、市がお金を全額出しているのです。(だったらその学校がお金を半分でも負担しろよ!と言いたいくらいですが)うちに来た市役所の人に聞くと、1年間で市からは上限が300万円と決められているので(100m分の経費とか)、今後3年かけて行う工事になるのだとか。

 しかし、電話一本で命ずる国会議員も国会議員だし、それを受けた市長も市長で、後この地区に即命ずるとはどうなんだろうと・・・思ってしまいますよね。僕はこの時期だからこそのタイミングにも思えてしまいます。
 それにしても今年初めてこの区の区長になった人も困惑したのではないでしょうか。

 それでとても気になるのは、今この市長はこの町にある湯の丸高原にオリンピックのための高地トレーニングプールやトラック、体育館などの建設を企業や個人の寄付でまかなって作るという考えを打ち出し(全て“寄付”でまかなうなんてことも信じられませんよね)、そのために全体で6億5千万円の予算の課題があるので、企業に依頼しているのです。
 
 今回のことはそれにも絡んでいるなと思わざるをえません。そういう意味での忖度だと思えたのですが、両者どっちもどっちですよね。(ちなみに僕は、こんな風光明媚な高原にそんなトレーニング施設は全く不要だと思っています。ましてオリンピック以後壊すとか言われると・・・。もっとこの町ならではの未来的な方向があるのではと考えたいですよね。)

 区民総会ではどういう形でかは知りませんが、工事が了承されたようなので、法的に問題があるのかどうか僕にはわかりません。
 
 心情的にはこの道路と畑との間の“のり面”(斜面のこと)を垂直の壁にしてしまうと、実はこの道路を突っ切ってる”獣道”もあり、多くの動物(カモシカやキジなども)が毎晩のように出没もしているので、そんなこともどうなるのか?・・・を役所は知らないし、お構いなしなのでしょうね。残念です。
  
 また何よりもそんなコンクリート、バッチりの道路にしてしまうと、山からの水の排水対応や除雪車による雪かきのことなど、どう解決していくのか全く説明もありません。道の傾斜具合から、下手するとうちの玄関先にそんな道路にたまった水が流れて来るかもしれないなと思ったりしますが、工事の説明はいつかあるのでしょうか・・・?

 確かに畑ののり面の上になる道路が狭いのは、大型バスの通行にとっては危険というのは事実です。かつて僕はその学園に、こんな山の中に大型バスで来ること自体に無理があるのではと話したことがありますが、答えは、けんもほろろでした。当時うちの道側の花壇(ちゃんとうちの領域内)を大型バスが平気で轢いて行ったことがあったので、もっと小型のバスにしてもらえないだろうかと申し出たのですが・・・・。  
 
 
 個人的にはこの道は山の中らしくのどかな道で、犬の散歩にも使ってるし、気にいっていて何度もスケッチをしたことがあります。そんな一枚です。

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 ・・・あぁ、地方てそんなもんかとまた情けなくなりました。いや国もか。

 悩ましいことを長々と述べてしまい、失礼しました。最後まで読んでいただき、感謝しています。
 
 そんなことを想いながら、来年は見られるかわからないアヤメを愛でるこの頃です・・・・
・・です、デス、デスクワークの人は現場を知らないんじゃなーい?
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2018/5/16

これも ビックリ!  

 写真を撮るタイミングがありませんでしたので、残念ながらなしです。

 今回も犬のチャオの吠えから始まりました。

 お昼頃なのに、庭で犬が家の方に向かって激しく鳴いているのです。またあのペッタンかと思い、急いで外に出てみると、足元のベランダの下に何やらいるではありませんか!

 しばらくして出てきたのはボロボロのタヌキ!そしていわゆるタヌキ病というのか、身体中の毛が抜け、顔も全身の皮膚も石化というか、ひび割れたような灰色の状態でした。ちょっとゾーとしました。

 一瞬、ウワー!どうしようと悩みました。犬にそうした症状が移ると聞いていたので・・・。

 水でもかければ逃げるかとバケツでかけてみましたが、益々建物の隅に積んでる薪のすきまに入って行くだけで、さらにどうしようとオロオロしてしまいました。それにしても犬がいるのに何でこんなところに入り込んできたのだろう・・とも。

 そして犬がいるので逆に逃げられないでいると思い、犬を玄関側に連れて行きました。そうして犬を離している間にくだんのタヌ公は見当たらなくなっていました。
 
 ヒビだらけの毛のないタヌキの写真を撮った方がいいのか、今も迷うところです。その時は撮るどころではありませんでしたが。
 考えてみればとても哀れでかわいそうなタヌキなのですから・・・。

 しかし病気を移されるのはもっと困ります。よく言われる自然との共存て、口で言うほど楽しくも、楽でもないことが多いですね。

 そしてまたビックリ、夕方お隣のおじさん達とそんな話をした折、僕がタヌキだと思い込んでいた動物は何とキツネなのだとか!
もうボロボロで姿かたちがわけわからなくなってしまっていたのですね。
 
それは他の動物、例えば鹿などにも移るのだそうです。しかもその状態が進むと眼も見えなくなり、耳も聞こえなくなっていくのだそうで、それでうちの犬がいてもそのキツネは、庭に気づかず入ってきてしまったのかもしれませんね・・・・せんね、せんねん、千年、千年灸はうちの必需品です。
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2018/5/15

懐かしのトスカーナ 3  

 犬の散歩時、新緑に降り注ぐ光に、「あぁ・・至福!」と感じるこの頃ですね。

 想い出すと、トスカーナもこの頃同じ様ですが、光の量が日本と比べものにならないくらい、ものすごく多い気がしました。この5,6月の輝く光の美しさは抜群です。

 そして光が強ければ強い程、それによる陰(影)も強くなります。

 僕は若い頃、カラヴァッジョやレンブラントなどいわゆるバロックと呼ばれる時代の絵画(16世紀末〜18世紀半)の陰というか、明暗の対比がハッキリとした表現を、ちゃんとは理解できませんでした(共感できなかった)。というか身近に感じられませんでした。劇的過ぎて・・。

 ところが現地でそんな光の中にいると、室内など陰の描写の暗さ(黒さ)をなるほどとすぐに納得できました。闇が深い感じです。
 日本の柔らかな、湿った優しい光とはかなり異なりますね。

 そんなことも印象深い経験でした。

 下の水彩スケッチは、僕らがいつもお世話になっているシエナ郊外の友達が経営しているホテルから見た景色です。3年前に描いたものです。

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トスカーナはどこでも糸杉が特徴的な点景となっています・・・・ます、マス、マスケラはイタリア語で仮面のこと。ベネツィアのカーニバルで有名ですね。
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2018/5/13

懐かしのトスカーナ 2  

 前回、トスカーナ州南部のオルチャ渓谷にある「サンタンティモ」というロマネスク教会を遠くに望むスケッチを載せましたが、今回はそのサンタンティモ教会の反対側、即ち表側というか正面入口側のスケッチも載せてみました。

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 教会正面のことをファッサードと言いますが、ロマネスクの時代のものは特にシンプルですね。というよりその後の時代のものに比べて、一般的にはとても素朴です。(イタリアの北部の方にはレース編みのような華やかな教会もありますが)


 そんなロマネスク教会には、おもわぬところで(建物の中でも外でも)不思議な、どこか稚拙にも感じる動物などの像によく出会います。
 この写真の奇妙な動物はモデナの教会の屋外後部にくっついていました。もちろん石から彫りだしたものです。

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 そういえば、日本の日光東照宮などにも猫や猿、鳥、龍などといった動物もたくさんありますよね。


 ルネサンス発祥の地、トスカーナはそんなふうにいろんな時代の景色や文化、食べ物が現在も重層的に存在していることが、大きな特徴であり、魅力ですよね。

 そこでの暮らしそのものが、人間本来の身体のリズムや生理に合致しているように思え、興味が尽きませんね・・・・


 ・・・・せんね、せんねん、千年も昔にすでにできあがってしまっているのがイタリアの生活のように思うことがよくあります、千年前に都市部の上下水道もありますしね。一言で言えば、“成熟!!”ですよね。
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2018/5/11

懐かしのトスカーナ  

 5月、6月になるといつも思い出すのは、イタリア・トスカーナの美しい丘の景色です。

 そこのベストシーズンということもありますが、トスカーナの特にオルチャ渓谷のなだらかな丘が幾重にも連なって、その中にレンガ作りの家や集落が点在している姿は、本当に美しい風景と僕らは感じています。そんな丘に赤い芥子の花が咲いていたりしたら、最高です。

 初めてその景色を見た時には、あぁ!これは描かなくてはと思い、その後20年以上も通ってしまいました。(うち一年間は住んでしまいました) 
 5月、6月のトスカーナは季節的に最高の美しさですね。(7月以後は暑過ぎます)

 今になると、僕らの心のふるさとというか、原点のようにも思えます。現地に多くの友達もいますし。


 下のペン画はそんな丘の中にひっそりとたたずむ“ロマネスク時代”(10〜12世紀)の教会「サンタンティモ」です。

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 この教会に出会ったことで、僕は教会の装飾になっているどこかユーモラスで魅力的な彫刻などから、各地のロマネスク美術にのめりこんでいきました。

 しかしここ3年ほど、トスカーナに行かれる機会がなく過ごしてきました。たまにイタリアンを食べに行っても、やはりトスカーナ不足になってきているのかもしれません。

 こうしていい陽気になってきたせいか、いつの日かもう一度は訪ねてみたいものと、最後の夢の様に思えるので、ふとこのブログにも独り言気分で述べてみました・・・した、した、したいことは早くやれ!!ナンテ。我々高齢者にはもはや残り時間しかないのですから・・・ハハハハ。


おまけ・・・ご心配をおかけしましたチャオのベッタリは、何とかうすくなりました。マーガリンだけでは落ち切れず、サラダオイルも使いました。
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