2005年11月19日読売新聞朝刊「膨張中国」を読んで
近年韓国と中国はキムチ騒動や高句麗問題など、多くの問題を起こすようになった。しかしこれは両国の関係が深まりつつある結果このようになってきたらしい。
韓流ブームは日本だけではなかったらしい。中国でも韓国のテレビドラマがブームになっているそうである。韓国のテレビドラマの特集をテレビで見たが、なんと、視聴者からの意見を台本に取り入れて制作しているとのこと。さすがインターネットが普及しているだけのことはある。説明には見あたらなかったが、インターネットを利用しないはずはないだろう。韓国社会自体がインターネットを有効に活用している証拠だと思われる。
視聴者の意見次第で死ぬはずの人が生き返ったり意外な人物同士が結婚したりするとのこと。ラストまで変わってしまうので、役者さんは撮影当日まで自分の運命を知らないとか。スケジュールはハードで大変そうだが、この緊張感が、魅力を生んでいるのではないだろうか。全部とは言わない。日本も若手登竜門としてこのような方法で番組を制作してはどうだろうか。楽天やライブドアとの提携はこれを行えばいいのである。
これはテレビの作り方の問題というより、インターネットをテレビが活用していない結果であると考える。時々テレビで出てくるアンケート人数が100人とか言っているのを見ておかしいと思ったことはないだろうか。インターネットのアンケートが役に立つのかと言われれば疑問もあるし、法律的な問題もあるかもしれないが、しかしこの人数はひどすぎると思う。一体何人に向けて放送しているのか。100万人単位に放送しているのに、意見を聞くのは100人とは。もっとインターネットを有効に活用することを考えた方がいい。
現在の東アジアでは、中国と韓国に加えて、日本と韓国の交流も同時に進行していると考えられる。問題が多くなっているのは、交流が深まっている以上当然のことではないだろうか。トラブルがあるにせよ、交流が増えるのは歓迎すべき事態だと思う。距離が近づけばそうそういい格好ばかりしてはいられない。本音で接する時期がようやく来たのだと思っている。テレビでお互いの近況を知り、これを基にインターネットで語り合う。そうすれば報道のチェックにもなる。
きっとそんな場所が求められているのだ。もうお互いに無知無関心に留まることはできないだろう。衝突する危険を冒しても、お互いに本音を語り合う時期が来たのだ。日本と韓国と中国の三者が入り混じって話し合うことで、立場の異なる相手にどのように接すればいいのか経験を積むこともできるだろう。韓国と中国の人はキムチ事件や高句麗問題に関する日本人の意見を聞くべきだ。そうすることで、日本人が第三者の立場でどのように考えるのかを冷静に知ることができるに違いないのだから。