2006/2/4
「ドゥアイ・ラック・デァー・クルー・サラー」
ルークトゥン
いかにも先生と歌手という構図のジャケ写。
現在のルークトゥン界を代表する歌手、マイ(ク)・ピロンポンがこれまたルークトゥン界の大御所作曲家サラー・クンヌウットと100%組んだアルバム。オールド・ネームのポンサック・ソーンセーンもイイですが、油の乗り切っているこのマイ(ク)・ピロンポンを聞かない訳には行きませんね。
マイ(ク)・ピロンポンは2513年(1970年)生まれの今年36歳。ウドンタニー出身であります。このアルバムは1ヶ月ほど前に出たものですが、その更に1ヶ月前にベストを出していますし、昨年の7月には13枚目としたアルバムが出ており、この半年の間に4枚(その他、コンピ・アルバムは数枚ある。)と、相変わらずの絶好調ぶりを見せております。ルークトゥン以外でも、ロック/ポップ畑のバンドTaxi(タクシー)の新盤で一曲ゲスト扱いで一緒に歌っている事は知られているところです。ルークトゥン界を代表する歌手と言えば、もう一人ゴット・チャカパンが居ますが、ゴットのファン層が圧倒的に女性が多いの対して、このマイ(ク)は男性ファンで占められています。タイ人でルークトゥンをこよなく愛する様な人々(どんなかはお解かりでしょ?)にとってはまぁ、スーパー・スターと言えるでしょう。ポップ/ロック界の男性歌手からも一目置かれている存在で、上記のTaxiの例にある様に、イート・フライ、タイ・タナウット、パラポン等からも、日本式にいえば『よっ!兄貴!』と呼ばれるような存在でもあります。
一方、作曲家のサラー・クンヌウット氏はと言えば、最近ではターイ・オラタイの育ての親的な存在として有名ですが、グラミー専属のルークトゥン作曲家として、数々の有名ルークトゥン歌手に楽曲を提供しているお方であります。私の印象としては、ルークトゥンの伝統的な面を大事にしつつも、その誠実!なイメージで包みあげていくスタイルと。。コレ私の勝手な印象です。歌詞の方はいつも拾い読みくらいしかしないですから、深く言及なんぞ出来ないですが。。。
私の好きな彼の曲は、ゴットの『トン・ミー・サック・ワン』、『ローングターオ・ナー・ホーン』『ジャーク・コン・ティー・ラック・ター』(コレはワラヌチ・プッタチャートも歌っていますネ。)それと、勿論ターイ・オラタイの『ドーク・ヤー・ナイ・パー・プーン』に代表される一連の歌。そうそう、忘れてはならないマイ(ク)・ピロンポンの18番『ヤー・ジャイ・コン・ジョン』と結構あります。どちらかと言うとメロディー・ラインが難しく、しかも曲全体が重々しい感じの曲にイイのが多いと思います。そんな楽曲を歌いこなす必要がありますので、歌う方もそれなりの実力が伴っていないと歌いこなせないと言えるでしょう。
さてさて、件のアルバムは『ドゥアイ・ラック・デァー・クルー・サラー』=サラー先生に愛を捧げて。と題され2枚出して来ました。TVにプロモーションで2人で出て来てこのアルバムを紹介していますが、この時のマイ(ク)の先生を前にした、神妙な態度、表情が可笑しいです。その神妙さがさのままこのアルバムでのマイ(ク)の歌に出ている様な気がしてなら無いです。そもそも、その渋い声質が持ち味なのでそれでこうも正攻法的に歌われるとかなり渋〜い仕上がりになりました。先生が『あなたももうベテランの域に入っているのだから、これからはもっと堂々と歌って行きなさい。』と言ったかどうだか。。こういうのって聞けば聞くほど味が滲みてくるでしょう。何年も聞いていけるというか。。。
プロモ中の1枚目の一曲目。以前タイ・タナウットが歌った曲です。こういうのってタイ・タナウットは頭が下がるだろうな。ウワァ〜って。タイのも自分の世界に持ち込んでいい感じなんだけど、こういう風にマイ(ク)に歌われちゃうとね。。。555モノですね。
ゴットの仕上がりとどうぞ較べてくださいと言わんばかりの『ローングターオ・ナー・ホーン』2枚目の4曲目。うーん、どっちもいいなぁ〜。
試聴サイトです。コチラを。曲半分ですが。。
#さぁ、暫くはルークトゥンでぶっ飛ばしますのでヨロシク。

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投稿者:komta
ヌワットさん。。
勿論、覚えていますよ!
>最近少し好みがルークトゥンに傾いていた私には、結構はまりました。
誠によろしい事ですね。ルークトゥンって、自分の体のどこかに、自分で気が付かなかったツボが在ったことに気が付くみたいな。。。
コチラこそ、ヌワットの方ご指導下さい。
投稿者:ヌワット
いつも楽しく拝見させて頂いております。四谷の住人ことヌワットです。(昨年末、ロースのライブで御一緒させていただいたのですが、覚えていらっしゃいますか?)私も日本でこのCDを購入しましたが(実は良く分からず購入したのですが・・)最近少し好みがルークトゥンに傾いていた私には、結構はまりました。これからも、ルークトゥンの世界を御指導下さい。