2012/1/24

追悼 木原康行 展  日常雑記&art

追悼 木原康行 展

2012年1月28日(土)〜 2月4日(土)※2月1日(水)休廊
 午前11時〜午後6時 
 於:ギャラリータマミジアム DMは下欄に掲載

「1945年(昭和20年)4/1 旧制名寄中学入学式の翌日から一変した
私の人生は幼少からの楽しかった思い出とは全く別な苦痛なものの
始まりでした。小学生時代となんという相違。これが私の第2の人生
の始まりだったようです。中学、高校での自分でも思う全く無残な
日常、聴覚障害というものがこれ程他人との間に隔たりを生ずるもの
であったのか!」とご本人が痛切な思いを書いておられる。

画家、版画家は聴覚障害の影響はあまり受けないと思われがちですが、
筆談を余儀なくされることは人と人との関係に非常な制約を受け、
このことが世に知られることの遅さと少なさに繋がります。

ハンディを超えて海外、国内の多くの美術館に作品が収蔵され、1999年に
フランス・画家・版画家協会正会員となる(日本人では長谷川潔氏に
ついで二人目)

2011年パリにて永眠 

私のごとき若輩にも奢ることなく筆談で会話してくださり、簡易筆談ボードを
プレゼントしたとき、パリに帰られてからご丁寧にFAXでお礼状が届き、
お忙しいのにと、かえって恐縮してしまいました。

版画家の偉業と温かいお人柄を偲びつつ、直接にお目にかかることができたこと、
心の灯りにしたいと思います。

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