さすが、ジュニア優勝チームの香川イーグルスさん。見事にやられました。
結果は、1-16×。
試合前、先方の監督さんから全力でいきます!と仰っていただき、その通りきっちりエース二人をぶつけてきて頂き、主軸はフルスイング。見事なまでに礼を尽くして頂きました。本当にいい勉強の機会をいただけて感謝しております。
試合前、開会式の時点で、絶対下を見ないこと!を約束。まだそういえば行進の練習もせずに開会式に送り出してしまったのが気がかりでしたが、60点くらいはあげてもいいかなという出来。
そのあと、新池グランドに移動。まだユニフォームやストッキングのはき方が知らない子が多いことに気づく。急遽講習会。今後は、きっちり自分で出来るようにしよう。試合前に、外野手にはボール保有時間ゼロの指導。二遊間には、外野に飛んだ時の中継の確認。バッテリーにはサインの確認。そしてみんなには、「打って打って打ちまくり、走って走って走りまくり、何が何でも捕る」いつもの決まり文句で試合に送り出しました。
1回の表は、見事な攻撃になりました。2番タクミのセンター前ヒットにすかさず盗塁。4番オカニイチャンのレフトオーバー2塁打ですかさず先取点。何かを予感させる先取点でしたが、これで相手は本気モードに俄然火が入りクリーンナップが打ちまくり。それでもダイシの見事なセカンドゴロ、モリの冷静なライトゴロでの一塁アウト、オカの奪三振でスリーアウト4失点。
2回は三者凡退のあと、三振でスタートしたものの、中軸に対しエラーも絡み加点で4失点。外野手のボール保有時間ゼロもまずまず出来た感じ。
3回も三者凡退後、エラーがらみで中継も乱れて6失点。ここであと2点取られるとこの時点でコールドが宣言されるところを、ダイシ・タツキの二遊間で三つアウトを取って何とか次の回へ。
4回タキガワのセンター前ヒットがあったものの点は取れず、最後は2ランHRを打たれ万事休す。16-1で負けました。
ピッチャーは与四球4で立派なものです。四球連発で負けたのではなく、きっちり打たれて負けました。本当に良く頑張ったと思います。
バッターは、三振もありましたが、しっかりスイングしての三振であれば、次に必ず繋がります。
といった内容でしたが、正直、とても悔しいです。悔しくて悔しくてしょうがなく悔しいです。たしかに年次も違うでしょう、強いチームだと思います。ただ、打って打って打ちまくる、走って走って走りまくる野球をしっかり相手にやられてしまいました。逆に言えば、イーグルスのような試合を目指していきたいと思います。
外野手の守備を初め、まだバッテリーにもなにも教えていません。ただ、1年後にはこんな野球をきっちりできるようしっかり練習を重ねていきたいと思います。
試合後、子供達には3つの事だけ言いました。
1.信じること・・チームメイトを信じること、自分を信じること。一生懸命練習した自分を信じること。したがって練習は休まず、必ず来ること。苦しい練習を経験したものだけが、自分に自信がもて自分を信じることが出来る。そして一緒に苦労した仲間を信じることが出来るということ。
2.続けること.・・今日の敗戦にいいわけをして欲しくありません。この中で何人夏休みの宿題であった毎日の素振りと、毎日の柔軟体操をしているでしょうか。土日で野球は上手くなりません。日ごろの10分20分の積み重ねが上手になる=試合に出れる最短の近道です。
3.感謝すること・・今日来たユニフォーム、今日来た背番号もお母さん達が用意してくれたもの。すきな野球をするにも、いろいろ人に助けられているんだよ、野球が出来ることへの感謝を忘れないこと。
この3点だけ話しました。この3点がきっちり自然に6年生になった時、自分の口からいいだせるような野球を伝えていきたいと思います。
そして、選手全員に必ず今日にリベンジをするんだという気概を全員に植え付けていこうと思います。
練習しなければいけないことがたくさんわかったいい試合でした。

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