昨年12月9日にライブドアはマンション開発のダイナシティと資本提携することで基本合意し、ダイナシティの創業者一族が持つ全株を取得していましたが、1月5日に提出した大量保有報告書でその事実が明らかになり(21.51%所有し筆頭株主となっている)、またライブドア宮内取締役が社長に就任することになったようです。
総投資額は470億円で(70億円株式取得、200億円の転換価格修正条項付き転換社債(MSCB)と、200億円の転換価格修正条項付き新株予約権(MSSO))、ダイナシティは前社長が昨年6月に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されて以降、資金調達に支障が生じていました。
ライブドアから宮内亮次取締役を社長に迎えるとともに、堀江社長を含む計6人の取締役を受け入れ、中山豊現社長は代表権のない副社長に就任する予定です。
ライブドアはダイナシティを子会社にはしていない(日経新聞1/6付)とのコメントをしているようですが、筆頭株主となり社長がライブドアの宮内氏では実質的には子会社と認めざるをえないでしょう。
ファンドからの出資のため将来株式売却によるキャピタルゲイン狙いか、それとも不動産証券化や不動産ローンといった”新規事業”をライブドアが持つ余裕資金を持って行うためのツール(器=会社)獲得と考えれられるでしょう。
ニッポン放送買収案件によりフジテレビから得た資金の効率的な運用先はいまや不動産にも向かっているようです。ライブドアは儲かる=投資効率が良いならば何でもやる会社です。本当に恐ろしい会社です。
