アンタイトルなどの婦人服および紳士服メーカーで神戸に本社があるワールドが経営陣によるMBOを行い、株式を非公開にすると発表しました。必要資金は2200億円といいます。
非公開にする目的として今後市場から資金を調達する必要が無いこと、知名度が高いので公開によるメリットが無いこと、また買収されるリスクを完全に排除することをあげています。非公開とすることで上場維持費用が節約されることもひとつのメリットとして述べられています。
株式上場している意味が無いとの判断ですが、究極の買収対抗策であり、また今後の公開企業のあり方を考えさせられる出来事です。
05年3月期売上高は2451億円、経常利益164億円、株主資本1315億円といいますから、知名度といい、実力といい、慢性的不況状態のアパレル業界でこの数字は驚異的です。
このような会社が公開を取り下げるような時代が来るとは、来春施行の会社法によるM&A時代の到来は株式公開企業さえも非公開の道を選択させるほど激しい環境変化をもたらすものであると言えるでしょう。
ワールドのIRサイト
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