商品先物取引会社である双日(旧日商岩井の存続会社)の子会社、日商岩井フューチャーズを完全買収するとのプレスリリースがありました。100%の株式譲渡で買収価格は20億円以上と報道されています。
日商岩井フューチャーズの業績や財務数値は次のとおりです。
資本金: 20億円
株主資本: 19.99億円
総資産: 61.53億円
営業収益: 7.58億円(17年3月期)
当期利益: 6200万円の赤字(同上)
営業収益は、9.5億円(15年3月期)⇒8.6億円(16年3月期)⇒7.5億円と減少傾向で直前期は赤字になっています。
双日は日商岩井とニチメンの大手総合商社2社の合併によりできた会社ですが、お互い単独では経営が難しくなったために合併して体力を増強したようなところがありますので、赤字の子会社はお荷物になったということでしょう。
かたやライブドアにとっては金融総合サービスをネット上で行うためには必要なツールのひとつですから、価格的に問題なければ買いだったのでしょう。
商品先物取引は株式や債券と異なり特殊なマーケットですが、個人投資家が興味を持ってきているので成長マーケットです。このマーケットをおさえておかないと株式・債券市場だけでは将来的にサービス提供が手薄になることは明確です。
先手必勝でシェアをおさえにかかりネット上の覇者となれるのか、IT業界のM&Aの戦いはまだまだ続きそうです。
