レンタルビデオ最大手ツタヤを経営するCCC(カルチャーコンビニエンスクラブ)は、サイト構築専門のIMJと共同でネット広告事業に新規参入すると発表しました。CCCのIMJに対する投資額は18億円弱です。
ネット広告は、今やラジオを抜いて年間1800億円(2004年実績)を超えています。ツタヤはレンタル会員1800万人、ツタヤオンライン会員668万人の巨大な個人データベースをすでにアクチュアルとバーチャルの世界で構築しています。
私もツタヤのレンタル会員ですが、今までCCCがなぜこの事業に乗り出さなかったのか、とても不思議に感じていました。1800万人もの会員がいるネット企業はおそらく現状ではありませんから、この巨大な会員組織は広告をうつ業者からすると、とても魅力的なマーケットに違いありません。その仲介代理をCCCが独占できるのですから、手数料は莫大なものになるでしょう。
すでにオンライン会員が668万人もいるのですから、ネットを利用しないその他の会員1200万人をネットや携帯電話のサイトに誘導し、広告をうつことができればその効果たるや絶大なものがあります。
ネット業界は多くの会員をいち早く囲い込んだほうが勝ちのようなところがありますので、CCCの今回の動きはネット広告業者にとってはとても注目すべきことではないでしょうか。
