ドラえもん・特撮ファンサイトとして出発しましたが、現在は世間のこと、身の回りのことなど徒然なるままに書き綴るブログに転換中しつつあります。ドラえもん・特撮関係についても、機会があれば書いていきたいと思っています。 近頃、twitterなんかもはじめてみました(Iseyan93)。アニメと特撮の感想など呟いています。

2007/4/4

最近のドラえもんの迷走について  ドラえもん

先日リンクを張らせていただいた、アニメドラえもんを守る会Wikiに触発されて、今のドラえもんに関して少し書いてみました。結構な字数(原稿用紙10枚くらい?)になってしまいましたので、読み込みに少し時間がかかっていたらごめんなさい。


「ドラえもん知的第三セクター化計画」

 自分はじおす様のサイト、ドラミュージアムに掲載していただいている拙稿「大山版ドラえもん神格化への警鐘」において、水田版ドラえもんが大山版ドラえもんに比べて一方的に劣ったものではないと主張した。と、共に水田版ドラえもんの未来に関して、楽観的観測が可能であるというようなことを示唆した。しかし、拙稿を書いた時点で、私はドラえもんが直面する危機についてあまりに無知であり、その時点でのドラえもんのおかれた状況に対してあまりに無理解だった。

 断言する。

 このままでは、アニメ「ドラえもん」に未来はない。
 
 
 何故、これほどまでにドラえもんが危機的状況に立たされているか、それを述べるには、一人の放送作家を紹介せねばならない。安達元一、「視聴率200%の男」の異名を持つ敏腕放送作家であり、昨年四月から「ドラえもん」に企画協力として参加している人物である。彼の放送作家としての功績は、まさに天才的なものである。八十八年にデビューして以来、様々な人気タレントの冠番組をプロデュースしており、2004年度のギャラクシー賞大賞を受賞した。また、自身の出世作である「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の役職を、若手の育成を理由に勇退する人格者であもある。しかし、あえて言おう。彼をドラえもんの制作に参加させることは百害あって一利無いと。
 彼は、バラエティ番組の放送作家としては確かに天才的である。彼は、テレビ朝日側にドラえもんの視聴率を上げることを依頼され、この任に就いたと思われ、実際に彼が手がけたドラえもんの特番は高視聴率をたたき出している。仕事にも誇りを持っているとみえ、自分が手がけたドラえもんの特番が高視聴率をたたき出したことを自身のブログで無邪気に喜んだほどである。確かに、彼はドラえもんを愛している。しかし、彼が愛しているのはゴールデンタイムのテレビ番組としてのドラえもんであり、ドラえもんの物語ではない。
 彼が行なった主な演出を列挙してみよう。例えば、昨年行なわれたテレビドラマ「レガッタ」とのタイアップと、それに伴うタレントの速水もこみち氏の本人役で声優出演である。また、去年の大晦日特番で芸能人をMCに起用し、まるでバラエティ番組のような構成を行なったのも彼と思われている。そして、これは本人も公言していることだが、ドラミ役の声優に千秋さんを起用したのも彼である。その結果、千秋さん演じるドラミは今年公開の「新魔界大冒険」にも出演し、彼の演出はアニメとは一線をおいて制作されていた映画にも影響を与えたことになる。

 そろそろ、私の言いたいことを理解していただけたのではないだろうか。これらのの演出は全て、ドラえもん本編と真っ向からぶつかるものなのである。俳優としては大活躍中の速水もこみち氏も声優としては素人であり、その演技はひどいものだった。大晦日特番では芸能人のコメントや他のドラマの宣伝が本編を圧迫し、過去のドラえもん大晦日特番でも異例の、アニメ本編が一作だけという事態となってしまた。しかも、時間配分などの都合から原作を引き伸ばしたせいで、大山版末期に見られたような原作とはかけ離れた作品となり、大晦日特番の本編はファンの顰蹙を買う結果となっている。そして、千秋さんのドラミも、やはり演技力が未熟である。そのうえ、これが映画にも出演したことによって、リニューアル以降アニメとは別に順調だった映画への悪影響も憂慮される。このように、彼が愛するドラえもんは高視聴率番組としてのドラえもんであり、ドラえもんの視聴率のためならば、安達氏は平気でドラえもんの作風やクオリティを犠牲にするのである。
 だが、彼の演出も限界に来ているといわざるをえない。事実、去年の大晦日特番は視聴率6%という悲惨な結果に終わっており、ドラえもんはバラエティ番組ではないことを証明する結果となった。しかし、根っからのバラエティ番組作家である彼はこれを反省する様子はなく、むしろ様々なテコ入れの頻度は増している。彼の演出が本編にも及んだ時、ドラえもんは再び大山版末期の様相を呈するだろう。旧来のファンは無視され、無意味な演出や安易な話題作りが氾濫し、ドラえもんは崩壊する。
 ドラえもん崩壊の果てに想定される事態は二つ。一つはアニメドラえもんの終了と、映画作品への絞り込みである。これは、ドラえもんが存続され、映画の質は保たれる可能性があるため、むしろ幸せな結果と言えるだろう。もう一つ、最悪の結果が、テレビ局がドラえもんに拘泥した結果ドラえもんの作風は破壊し尽くされ、映画もアニメも終了する。すなわち、ドラえもんの終了である。どちらにせよ、不本意なかたちでドラえもんが縮小あるいは終了することはファンにとって望ましいことではない。もしも縮小あるいは終了するならそれで、ドラえもん制作サイドがそれを選択して行なわれるべきである。しかし、このままではドラえもんを次の世代に受け継ぐ事ができないかもしれない。では、我々ファンはどうすればよいのだろうか。

 ここで提言したいのが、我々ファンによる、ドラえもん制作サイドへの働きかけである。現在、通信媒体としてのインターネットの地位は急速に上昇しており、遂に雑誌を抜くに至っている。一テレビ番組であるドラえもんの動員できる人間はインターネットのそれに遠く及ばない。ならば、インターネット上のドラえもんファンが総力を結集すれば、その影響力はアニメドラえもんに匹敵すると思われる。
 ここで提言したいのが、「ドラえもん知的第三セクター化」である。本来、第三セクターとは公的法人とも私企業とも違う経営形態のことで、地元住民との協力のもとに成り立つ第三セクター鉄道などが有名である。これに習って、ドラえもんの制作サイドに対して我々ドラえもんファンが積極的に働きかける状況を作りたいのだ。
 インターネットの世界は、しばしば仮想社会と例えられる。であるならば、一つ一つのサイトやブログはそれ自体が都市国家のようなものであるといえる。また、ドラえもんサイトはドラえもんサイト同士の間に相互リンクなどの形で繋がりを持っており、いわば「ドラえもんサイト連邦」を形成しているとも言えるのだ。しかし、個々のサイトの動員力ではアニメ制作サイドを動かすには遠く及ばない。だからこそ、ドラえもんサイト同士が連帯し、ドラえもんの質を向上すべきではないだろうか。
 我々は、もはや個々にドラえもんに対して愚痴を言ってられる状況ではない。ドラえもんの存続を維持するには、ファンによる制作サイドへの働きかけしかないだろう。幸いにして、ファンによる抗議などによって、アニメ制作サイドが姿勢を変更した例は存在している。
 今こそ、ドラえもんファンがドラえもんを守る時ではないだろうか。
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2008/3/7  14:40

投稿者:いせやん

>作画の崩壊

そうですね。水田版も始まった当初は「どんどんプロジェクト」ということで方針が安定していたこともあり、作画も安定していたのですが、最近はいささか不安定に見えます。絵柄もさることながら、絵の動きも手抜きに見える箇所や、いかにもというCGを使った場面にはどうも違和感がぬぐえません。

>水田さんの声

私は、声はそれほど致命的な問題ではないと思います。あの大山さんですらも当初は「違和感がある」と言われたそうですから、どんな声でも最初は違和感があるものでしょう。あれほどまでに先代のイメージが定着していればなおさらです。
ただ、我々のような世代にとっては、なかなか馴染み辛いのも事実。しばらくは原作や往年のアニメを見ているのがいいかもしれませんね。

2008/3/7  5:34

投稿者:へぶー

徐々にですが作画が崩壊してきてますね。
管理人氏の考察通りにならないことを祈りますが、一度
死んだ子はやはり死すべき運命なのかもしれません。

水田氏には申し訳ないですが、あの声だけが浮いて居る
のが最大の敗因だと思います。
個人的見解ですが、単行本読んでる方が遥かにましです。
単行本は藤本先生の残して下さった「心」ですからね。

駄文失敬。

2007/4/17  22:37

投稿者:いせやん

OPを「ドラえもんのうた」に戻すべきかは微妙な所だと思いますが、大晦日はひどかったですね。それは自分も新年早々に罵倒する記事を書きましたが、結局はドラえもん本編とぶつかっていると思います。
わけの分からない演出で本編を圧迫して、やっと『行け!ノビタマン』が始まったと思えば、原作を破壊しつくしたひどい代物でした。ドラえもんが、がらくたをかぶってヒーロー気分を楽しんでいる演出などは面白かったと思うだけに、安達氏が加わったことが残念でなりません。

どらEMONさんもご協力いただけるということで、自称ドラえもん再生の一翼を担う者として、感謝しております。

2007/4/16  21:54

投稿者:どらEMON

はじめまして、どらEMONです
確かにもう愚痴レベルではたちうちできません
せめて、OPをドラえもんの歌にしてほしいです
僕は、今のドラえもんをあまり見てないですが
大晦日のドラえもんは酷いものでした
過去のビックリ映像などながすわけでもなく
だらだらとバラエティじみたことをするだけ
正直途中でチャンネル変えましたよ
結果、最後までは見てないということです
ああいう、企画をなくすためにも
できるかぎり、協力したいです

2007/4/14  2:02

投稿者:アニメ「ドラえもん」を守る会代表

超遅レスで誠に申し訳ありません。

>一つ提案があるのですが、Wikiの方で掲示板かチャットを一つ開設してはいかがでしょうか。mixiは安全ではあるものの、自分のような未成年は参加できず、動員力が小さいと思います。掲示板があれば恒久的相談の場にもなりますし、賛同者が増えれば定期的にチャットでの会議を開けると思うのですがどうでしょうか。

なるほど。私のwikiサイトのほうでは、コメント欄を設けているので、掲示板の代わりと考えてあえて設置していなかったのですが、そういう意見もあるようでしたら、導入を検討しようと思います。貴重なご意見ありがとうございました。

なにやらまたまた懲りずにテコ入れを行なうようで、本当に呆れるばかりです。こういう時こそ、ファンが団結しなければならないのですが、まだ私のサイトではそれほどの力を持っていません。それだけに、いせやんさんにも協力していただきたいことがあるかと思いますが、何卒よろしくお願いします。

http://wiki.livedoor.jp/seiyu_meikan/

2007/4/7  14:56

投稿者:いせやん

こちらこそはじめまして、いせやんです。以後、よろしくお願いいたします。

このたびは、リンクフリーということで無断にリンクし、こちらで勝手に記事を書いたにもかかわらずこのような丁重なコメントを頂き本当にありがとうございます。

自分も、WのED起用辺りからアニメドラえもんの現状に疑問を感じていました。こうしてドラえもん関連のブログを立ち上げたのもファンとしてドラえもんにアプローチできればとの思いもあってのことだったのですが、こうして似た考えのもとに活動をなさっているドラえもんファンの方に出会えて嬉しく思っています。

アニメドラえもんに対するテレビ朝日の姿勢をドラえもんだけの問題と考えず、放送倫理に結びつける考えには驚かされました。そのような視点があったとは、勉強になります。

リンクに関してですが、貼っていただけるのならば大歓迎です。自分は、ドラえもんサイトの団結こそがドラえもんの改善への最短ルートであると考えています。インターネットは統一された上意下達の体系が存在しないことが長所でもあり、短所でもあります。つまり、テレビであれば東京のキー局を中心に団結できますが、インターネット上のサイトには明確な中心は存在しません。そのため、インターネット上で一つの情報を広く伝えるのは非常に難しいことになってしまいます。

そこで、自分としては貴サイトを中心としてドラえもんサイトが結束することが理想系と考えています。その一翼を担えることを嬉しく思います。これからのことは、また相談しましょう。では、リンクの件よろしくお願いします。

ところで一つ提案があるのですが、Wikiの方で掲示板かチャットを一つ開設してはいかがでしょうか。mixiは安全ではあるものの、自分のような未成年は参加できず、動員力が小さいと思います。掲示板があれば恒久的相談の場にもなりますし、賛同者が増えれば定期的にチャットでの会議を開けると思うのですがどうでしょうか。

2007/4/7  10:22

投稿者:アニメ「ドラえもん」を守る会代表

初めまして。アニメ「ドラえもん」を守る会wikiの管理人です。このたびは、守る会をこちらで取り上げていただき誠にありがとうございます。

いせやんさんのおっしゃるように、ファンもこういうことに対して、もっと働きかけなくてはならないということは私も感じております。そのために、こうして「アニメ「ドラえもん」を守る会」を立ち上げました。
それに、この問題は、(自分の中では)関テレの捏造問題と同じく、テレビ局・業界の「視聴率至上主義」という悪しき慣習に基づいた製作体質の問題として考えており、ドラえもんファンだけでなく、一般の人からの意見も募る場として、サイトを展開しております。

実際、今のテレビ朝日は、アニメ番組を「アニメ」として扱おうとしておりません。『ドラえもん』だけでなく、『クレヨンしんちゃん』でも、宣伝仕様のOP・EDや、(20日放送予定の)『踊れ!アミーゴ』の短縮放送といった番組構成にファンから不満の声が挙がっています。ここまで来ると、もはやテレビ朝日にアニメの放送をする資格があるのかどうかさえ疑いたくなります。こうした事態に私は危機感を覚え、こうして活動をしております。

しかし、実際のところは、ほとんど一人でやっているような感も否めず、ヒット数もジリ貧です。私がこのサイトを作ったことに対しても、否定的な見解をするファンもいます。今の番組構成に不満を抱えているファンが多いことは確かなのですが、いざ働きかけをしようというところまで積極的にやっていこうというファンが少ないのです。諦めや「仕方ない」という声が多いのが現状です。それだけに少し心細いものがあります。

とはいえ、こうして賛同してくれる方が出てきてくれるのは、とても嬉しいことです。mixiでも同様のコミュを展開していますが、参加人数は120名と少しずつではありますが増えています。とにかく今は、じっくりやっていって賛同者の数を増やしていきたいと思います。

今回リンクを貼っていただけたということで、もしよろしければ、私のサイトでも「裏山の地球防衛軍」様のリンクを貼らせていただいてもよろしいでしょうか。よろしくお願いします。

http://wiki.livedoor.jp/seiyu_meikan/

2007/4/6  0:12

投稿者:いせやん

自分の文章に感銘してくださったのならありがたい限りです。書いたかいがありました。

どうでしょう、一緒になにかできないでしょうか。現在、実質休止中の裏山の地球防衛軍支部を反対運動の拠点に改造することもできますしね。あるいは、例のWikiに我々のようなドラえもんファンサイトの管理人が協力するとか……

自分は、大げさでも何でもなくドラえもんのおかげでまともな人間になれたと思います。ドラえもんがおいていない本屋、考えただけで背筋が寒いです。

2007/4/5  19:53

投稿者:じおす

いせやんさんの『今こそ、ドラえもんファンがドラえもんを守る時ではないだろうか。』に感動しました。
声優交代を堺に分裂してしまったドラサイト界。
しかしもういがみあっている場合では無いのですね。
某所では「ドラえもんは今年(2007年)の7月に終わります!(笑)」とネタにしてあることがありました。
僕は同じドラえもんファンで、サイトの運営者としてとても激怒し同時に恥ずかしくなりました。

しかしこのままでは本当に、今年ではなくても少なくとも近い未来にドラえもんが無くなります。恐らく。
僕は語りたくありません。
『昔ドラえもんというアニメがあってね……』
という悲しい昔話を。

http://ab12.run.buttobi.net/

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