■今月の本11
◎兵頭二十八『逆説・北朝鮮に学ぼう! ヘタレの日本に明日はない』並木書房(200803)
第1章 北朝鮮の言い分
第2章 アメリカの思惑
第3章 無策の国ニッポン
第4章 シナの日本潰しにはこう戦え!
帯に次のようにあります。
「進まぬ六カ国協議、なし崩しの核武装、ウヤムヤの拉致問題・・・すべて北朝鮮のペースじゃないか」
カバーの惹句。
◎北朝鮮は軍事と外交の秘密を守れる。
――だからアメリカも相手にする気になったわけです。
◎エリート官僚が出先でも国内でも腐敗堕落せず、国体への忠誠を保持する。
――これに引きかえわが防衛省と外務省は・・・。
◎中国に屈服しない。
――じつにタフにわたりあっていますね。だからアメリカは評価することに決めた。
◎核武装してアメリカに認めさせた。
――要するにヤル気の問題だということを実証しました。日本の腰抜け保守とは大違いだ。
◎移民など認めず、外国人に参政権など与えない。
――美風です。ぜひ見習いたいじゃないですか。
表紙絵にあります。
「笑ってるけどなあ!! オマエらマネできんのか!?」
いつもながらの兵頭ブシです。
逆説ではありますが、なるほどと思ったり首をひねったり。
しかしとにかく、いまのご時世、核武装なしで独立国家になろうなど、夢物語に過ぎないことはわかります。
本文中には、小沢一郎の過去の言動に基づく痛烈批判があります。また、安倍前総理がアメリカの長期政策を理解していないことなども厳しく指摘されています。
兵頭理論の当否は別にしまして、とにかく、マッカーサー憲法ですら改正できない国など、アメリカもロシアも中国も相手しない事はたしかでしょう。自動金銭引出機械と考えているだけです。とくに昨今、アメリカがヘタレ日本に愛想を尽かした兆候が明白にありますね。
■書影
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