▲日本と韓国の名字57(韓国に多い一字苗字の日本での歴史5)
◆◆◆〈李〉◆◆◆
読み:「き」「すもも」「り」「りい」「りん」
〈李〉という漢字で表示される日本の苗字には五種類があります。
もちろん、李+◎という苗字は、〈李山(すりやま)〉〈李川(りかわ)〉〈李木(すもも)〉・・・のようにたくさんあります。
歴史:
(1)李姓
倭漢氏の族にして、坂上系図に
「姓氏録、第二十三巻に曰ふ、阿智王・譽田天皇(應神天皇のこと)の御世、七姓の漢人等を率ゐて帰化す。七姓とは云々、次に李姓、是れ刑部史の祖也」
とあり。アヤ(漢)、坂上等の條を見よ。
・・・以上のようにあります。
漢や坂上の項目にいろいろと書かれていますが、それらは後で記します。
(2)李氏
唐族にして、後に忌寸姓を賜ふ。
天平勝寶二年紀に「唐人正六位上李元環」等見ゆ。
――とあります。
『続日本紀』の該当の年を見ますと、たしかにそのようにあります。同年二月十六日の條です。
このころは、ハチマキおじさんの道鏡問題で話題になる孝謙天皇の御代です。
(倭漢氏の祖については、事典によって説明がずいぶん違うので、難しいです)
[続く]