
バリモアの女房から得た情報…サー・チャールズを呼び出したLLのイニシャルの女を探しに、ワトスンは郵便局に向かいます。
すると局長によると、このあたりでLLというのは訴訟マニアで名高いフランクランドの娘・ローラ・ライオンズであることが分かりました。

ワトスンが郵便局から出ると、モーティマー医師に出会いました。
最近全然会ってませんねえ、というワトスンにモーティマー医師は春先で訪れる患者が多く、そして自ら発見した塚の調査に忙しいのです。と答えます。
又、塚までもどるというのでワトスンは馬車で彼を送っていくことにしました。

道すがらワトスンは、モーティマー医師に彼を訴えたというフランクランド氏について聞き出します。
フランクランド氏はこの近所に住んでいて現在一人暮らし。
彼にはローラという娘がいて、ムーアをスケッチに来ていたライオンズという画家と結婚したものの、この男は人でなしで捨てられてしまったとのこと。
父親はあの通り訴訟に全財産を費やし、娘のことなど眼中になく彼女は危うく身を落としそうになりましたが、サー・チャールズやステイプルトンなど近所の人たちが、お金を出してタイピストの職を得て何とか暮らしているとのことでした。

ここまで説明してくれたとき、突然どこからともなく犬の遠吠えが聞こえました。
例の魔犬の鳴き声が。
この声にびっくりしたモーティマー医師の愛犬スヌーピーは、ムーアに逃げ出してしまいました。
モーティマー医師は犬を追いかけるのでここで降ります!とそのままスヌーピーを探しにムーアに行ってしまいました。

さて…そのまま馬車を進めるワトスン。
木陰に怪しいジジイがいるのを見つけました。
(何でタータンチェックを穿いているのかは不明)

どうやら彼がフランクランド氏のようです。
ワトスンのことは村中で話題になっているらしく、フランクランド氏は知ってました。
ワインの一杯でもと誘われたので、ワトスンはこれは幸いと招待をうけます。

何でも2件の訴訟に勝ったとかでとても上機嫌な様子です。
訴訟の記録を自慢げに見せ、自分は損得を考えず裁判をするのが誇りなのだといいます。

が、ワトスンが娘のローラのことを聞くやいなや、不機嫌になってしまいました。
そしてワトスンをドツキながら
「あんたもか!いろんな男が娘はどこだとワシに聞きにやってくる!娘はクーム・トレイシーにいるよ!」
との言葉と供に家から追い出してしまいました。
ロシア版のフランクランド氏はワトスンのことを数多くいる娘の恋人の一人と勘違いしているようです。
まあ、別にこのじいさんと懇意になりたいわけじゃないワトスン。娘の居場所が分かったので早速向かいます。

メイドに居間に通されると、そこにいたのはフランクランド氏とは絶対遺伝子上つながりがないだろうと思われる、ちょっとスレた感じの美女でした。