ロシア版ホームズも第3巻「バスカヴィル家の犬」に入りました。
本編に入る前にちょっとメニュー画面などをご紹介。

これは…よっ読めない。

これはメニュー画面です。
適当にクリックして英語字幕にしてます(^^;)
では本編です。

これは今までと同じく、バックをビックベンにしてタイトルが表示されます。

その次がタイトル。
バスカヴィル家の古文書が出てきて…

古典的な暗号解読なのですが、穴の空いた紙がおかれ、タイトルの「バスカヴィル家の犬」が浮かびあがってきます。
妙に細かいところが凝っているのがロシア流です(笑)

ではでは本編。221bの居間、朝食をとっているホームズの後ろでワトスンが、昨日の来客が忘れたステッキを眺めています。
おもむろにホームズ「ねえ、ワトスン。このステッキをどう思うかな?」
こっちを向いていないのに、いきなり聞いてきたホームズにワトスンびっくり。
「君は後ろにも目があるのかい?!」
するとホームズ
「僕の探偵の経験力と機能に関する論文を読めば、君は僕が全然心眼を働かせなくてても、耳の先端に特別な感応器官があることを知るだろうね〜」
なんじゃそりゃ(笑)
ホームズ、あんたは宇宙人かい。もちろんこれはロシア版のオリジナルです。

ワトスンが半分信じかけようとしているところに、ハドスンさんが登場。
やや、あきれて「ホームズさんは、コーヒーポットのメッキに反射した貴方がみえるんですよ。」と説明します。

冗談はさて置いて、ホームズはステッキの持ち主についてワトスンに推理させます。
グラナダ版は只のステッキだったのですが、ロシア版はステッキの頭部に象牙で犬の彫刻があしらわれている、おしゃれな一品になっております。
持ち手のところに「To James Moritimer, M.R.C.R from his friends of the C.C.H "1884"」というプレート。
ワトスンはステッキの痛み具合からモーティマー医師を初老の田舎の医者で、プレートにある「C・C・H」を狩猟クラブ(hunting club)の略じゃないかな?と推測します。

次はホームズの番です。
ホームズはまず、このようなプレゼントは病院関係者から贈られるのが普通と考え、「C・C・H」はチャ−リング・クロス病院(Charing Cross Hospital)と推理します。
この病院はロンドンで開業医で成功しないと勤められないところなので、その身分は勤務医ではなく、研修外科医か学生…そして5年前にこのステッキを贈られているところから、まだ若いと思われる…
「そして、功名心の少ない温厚な若者が導きだされるんだ。ステッキを部屋に忘れていったところから、おっちょこちょいだね―――」

さらにステッキを観察するホームズ。
「彼は犬が好きだ。ステッキの歯型で判断すると…テリアよりは大きく…マスチフよりは小さい…ワトスン。ちぢれっけのスパニエルだよ。」
歯形から犬種どころか特徴まで割り出すホームズにワトスンはびっくり!

そこへハドスンさんがちぢれっけのスパニエルを連れて居間にやってきました。
「ホームズさん。昨日のお客さんがいらっしゃいましたよ。今日は犬も連れてきてますわ」
忘れ物のステッキの持ち主・モーティマー医師の登場です。
さて、このステッキの場面は映像化しやすいのか、グラナダ版のほか、ベイジル・ラズボーン版、カナダ版、ピーター・カッシング版、イアン・リチャードソン版と同じようなやりとりが繰り返されています。