10月20日から2泊3日で大雪青少年交流の家に宿泊した際、オリオン座の馬頭星雲をコリメート撮影してみました。
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画面中央の暗い部分が馬頭星雲です。
名前のとおり、暗黒星雲が馬の首から頭部に似た形状をしています。
10月21日1時37分から125秒露出。感度ISO1600、コンデジの焦点距離50mm、口径18cmF12反射望遠鏡、42mm接眼鏡、合成焦点距離2600mm
30年ほど前であれば、30分以上も長時間の露出をかけなければ写せなかった馬頭星雲が、たった2分ほどの露出で写せるようになったことに隔世の感を禁じ得ません。
コンパクトデジカメを望遠鏡の接眼部に固定し撮影するコリメート法という撮影法だからこそ成し得たお手軽撮影です。
眼視では見えないとされている馬頭星雲ですが、優秀な望遠鏡と暗い空があれば、かなり淡いですが暗黒像が浮かび上がって見えます。
適切なナローバンドフィルターを併用すれば明確に存在がわかります。