「反逆児」、いよいよ明日、通し稽古です。
今日は初の全体休み。
私は電車とバスを乗り継ぎ、横浜のとある一角へと向かいました。
劇団四季時代、何かと世話になった末次美佐緒さんのお宅です。
末次さんと私は「美女と野獣」でミセス・ポットとルフウ、「ライオン・キング」でラフィキ&ザズーとして共演した仲です。
教わった住所をたどれば、並木道の向こうに瀟洒なマンションは建っていました。
「ひとりでずっと稽古しとったら、自民党になる!」
と、 訳の分からんことを突如昨日、思い立ちました。
(支持率ジリ貧ということか・・・)
演劇界には、
〈一人稽古×長時間=相手役の台詞聞けず〉
という方程式があります。
もちろん、凡庸な役者に限ってですが。
ご多分に漏れず、私もこのところ、この式に当てはまっておりました。
芝居はキャッチボールです。
相手の台詞が聞けねば返せません。
聞けずのまま気持ちも作れず、ずっと悶々としていたのです。
と、その時、たまたま公演を終えたばかりの末次さんを思いだし、三顧の礼で・・・ま、メールしただけなんですけど…
お疲れのところを無理言って、稽古に付き合ってもらいました。
あっという間の三時間でした。
何度も繰り返すうち、末次さんが読む相手役の台詞を「聞ける」ようになり、気持ちと集中を持続できました。
また、「お前は浪曲師か!」っていうぐらい節る(言葉に奇妙な抑揚をつける)癖のある私を、彼女は根気強く強制し、立派な社会人に復帰させてくれました。
彼女は一流の言語リハビリ理学療法士です。
「気持ちじゃなくて、意味を伝えなさい!」
なんですよね・・・
姉ちゃん(年は同じなのに私は彼女のことをこう呼んでいます)、本当にありがとう!
あんなガキのお駄賃みたいなもんでごまかしてごめんな!
今度はワイン2トンとネギ焼き百人前ぐらい持っていくから堪忍したって!
必ず、治ちゃんも恩返ししますよって!
ありがとうね!
さあ、明日は二時から通しです。
いざ、夜明けとともに目を覚まし(いつも6時に起きてるやん!)これを先途と切腹覚悟で準備ぞいたさん!
「『妾』って、『めかけ』じゃなくて『わらわ』って読むんだ!」
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「反逆児」チケット、本日、発送しました!

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