「反逆児」稽古場、あまり知った顔もなく、出番以外、わたし何をしてるかって・・・役者の演技を観察しております。
知り合いがいないってのは良いことだったのですね。
毎日、沢山発見しています。
良い役者には本当「無駄」がありません。
台詞回しにしても、動きにしても、達人には余分なものがありません。
獅童さんは舞台に立った瞬間から、歩き、止まり、着物さばき、座る、この一連の動作が実にスムーズに流れます。
勿論、子供の頃から培った歌舞伎の所作というのもあるでしょうが、あれを計算せずに体が自ずとやってのけるのでしたら、やはり素晴らしい才能ですね。
築山御前を演じる波乃久里子さんもそうです。
座っていたところから、立ち上がり、下手へ行って留まり、そこから早足で上手に移動する。その動きに全部「理由」があるのです。何故、立ち上がるのか、何故、留まり、何故、早足になったのか一々感情の動きが見て取れます。
さらに、久理子さんは台詞回しの緩急、強弱が素晴らしいです。
まだ台本を読みながらですが、のらりくらりと喋っていたところから、突如、強い早口になったり、恫喝したり、甘えたり・・・
見ていてどきどきします。
発見したのは、「息」の使い方、その巧みさです。
平さんもそうですが、しっかり前へ吐き出しています。
ですからたとえ小さな声でもこちらに響いてくるのです。
勉強になりますねぇ・・・
これぞプロ!と、思わせる演技です。
わたし、毎日、盗みに盗みまくっております。(笑)
さて、この「プロ」って一体なんでしょう?
もちろん「プロフェッショナル」の省略です。
「プロフェッション」、つまり「職業」です。
では、職業って何でしょう?
イコール、ギャラが発生するということです。
八百屋さんが野菜を売ってギャラ、つまりお金になるのと一緒で、プロの役者は芸を売って金になるということです。
野菜が旬で、無農薬で、数が少なく、需要が多ければよりギャラは高くなります。
この「反逆児」、一等席は1万2千6百円です。
決して安くはありません。
本の良さ、セット、照明、音楽の美しさ、演出の巧みさ・・・
舞台の魅力は沢山ありますが、やはり観客はそこで繰り広げられるドラマ、役者を見に木戸銭を払います。
「こいつは金とれねえなぁ」
なんて思われたら淋しいですよね。
一時、クリスマスローズをいじっていて、「あ、おれもクリロー育種家とかなりてえな」なんて思ったことありますが、プロ愛好家のホームページとか見ると、交配のセンスから種の低温処理、高温処理、苗の育成、肥料、水遣り・・・山のように緻密な作業があり、2分であきらめました。(笑)
やはり、餅は餅屋です。
「アマチュアはお気楽に楽しんどこーっと!」
なんて、ベランダでスキップしちゃいましたよ。(笑)
「この声じゃ、金とれねえ」
そう思って始めた勉強イヤーでした。
10月10日、5回目のレッスンで、ようやくぼんやり光が見えてた時には本当に嬉しかったです
これで、12600円のうち105円ぐらいにはなれそうです。
(消費税込みかい!)
で、がんばったご褒美にクリローの苗を買いました。
お気に入りのグリーン系バイカラー八重咲きです。
それも三つ・・・
充分育った苗を、お気に入りの鉢に植え替えました。
なんだか着せ替え人形感覚です。
いいんだもんね、クリローはアマなんだから!
さあ、今日は沢さんと二人の場面、そして、その後は平さんシーン大詰めです。
盗んで盗んで盗みまくって、210円、目指すぞ!
(目指せよ420円!)
って・・・レベル低ぅ!
「ご褒美クリロー」

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