雨です。そして、千秋楽です。
ずっと、ずーっと終わりは来ないと思っていたのに、とうとうやってきました。
「千秋楽に向けて、こんな風に演じようとかありますか?」
ひとりのお客様に聞かれました。答は・・・
まったくありません。
いつもどおりです。
いつもどおり、舞台の上で感じたまま生きようと思います。
大昔、とある演出家にダメだしをもらいました。
「舞台の上で生きろ」
役者さんがもしこのブログを読んでいたら、何を今ごろ言ってるんだということになるでしょうが、「理屈」の上ではわかっていても、目の前の「現実」とはギャップのあるのが世の常です。
遅まきながらですが、ようやく体感できたことに幸せを感じます。
感じたまま舞台に立つ。
もちろんいきなりできるわけはありません。
さんざん稽古して、準備した挙句のことです。
この取り組みは今後の舞台にも生かして生きたいです。
それから、大きな課題も残りました。
そうとう稽古しましたが、まだまだ足りませんね。
自己流ではなく、ちゃんと先生についてレッスンを重ねていこうと思っています。
「レベッカ」は今日が千秋楽です。
しかし、役者の舞台に千秋楽は来ません。
ここだけの話ですが(言うてるやん!)身体を鍛え続け、77歳までやるつもりです。
先日の休演日、「エリザベート」プロローグ振付で後半、根を上げてしまいました。
「理屈」と「現実」のギャップはここにも潜んでいたのです。
正座して状態を大きく後ろに反る振りがあるのですが、私の腹筋はプルプル波打ち、まるで差し入れでもらったプリンかゼリーのようでした。
昔は平気でこなせたのに・・・
昔は平気で読めた千代田線の時刻表が今は嫌がらせのように文字が小さく、まるで拷問です。
「老い」は確実に忍び寄ってきています。
慌てた私は翌日から腹筋、背筋運動、バーレッスンを開始しました。
駅の階段も劇場の階段も二段飛びです。
まだ間に合う!
声も身体も鍛えるぞ!!
さあ、「レベッカ」千秋楽。
なんの気負いもありません。
いつもどおり、大事に演じます。
応援よろしくお願いいたします!!
「おいら、いつもどおり寝るぜ!」 BYクロード
