あ・・・
チャーリーがいる。
廊下に出したはずなのに。
ドアはきちんとしめた。
え・・・?
ドアを開けた?チャーリーが?
そりゃ無理だ。
押すだけなら簡単だが、ノブを下に引かない限りドアは開けられない。
じゃあ、なぜ、今、チャーリーはリビングにいる?
ノブを引いた?・・・チャーリーが!?
まさか。
あいつは猫だ。猫にそんな器用な真似、できるわけがない。
大体、背伸びしたって、手(前足?)が届かない。
ジャンプしてドアノブの上に乗った?
で、自分の重みでノブを下げて、中に入った?
ばかな!
猫にそんな知恵があるわけない。
大体、ぬぼーっとして、運動神経の「う」の字もないような猫だ。
飛んだって、五センチがいいところだろう。
でも・・・中にいる・・・
・・・
よし、
もう一度、外に出してみよう。
ほおら、チャーリー、廊下に出なさい。
ぬぼーっと座ったまま・・・やっぱり。
気のせいだったんだ。
猫がドアノブを下げて中に入るなんて・・・
え・・・
・・・あ・・・・
まさか!!!
