― 薫子…一体どうしたって言うんだ。―
― 分からない。誰か説明してくれ… ―
ピーポー… ピーポー…
窓の外の大通りを救急車が通り過ぎる。
頭の中で警報がガンガン鳴っているのが分かる。
ごんちはその横たわった身体をそっと抱き上げる。
その華奢な身体は軽くて… …冷たい…。
気がついたらその口から嗚咽を漏らしている事に気がつく。
駄目だ。涙が止まらない。
― こんなはずじゃ無かった ―
そんな言葉が頭をよぎる。
どうしてこうなったか考えても分からない。
分かるはずがない。
いや、今はそんなこと考えたくない。
でも…でも駄目なんだ。分かっているんだ。駄目だって事は。
いくら…いくら今までのように…今までのようにいかなくても…
ごんちの頬を大粒の涙が伝ったと思うと、まるで糸が切れたかのようにその場に崩れる。
薫子をしっかりと抱寄せる。
「ずっとそばにいてくれるって言ったじゃないか…」
「…」
「なぁ。また…また俺の名前を呼んでくれよ。 .
また…笑ってくれよ…」
声を枯らして語りかける。まるで返事を期待しているようなやさしい喋り方で。
しかし当然の如く返事をしてくれるはずも無く、涙が薫子の頬に零れ落ちる。
今まさに目を開けて笑いかけてくれるような、…そんな綺麗な顔。
まるで眠っているかのような顔に暫く視線が吸い寄せられる。
もう…もう二度と開くことが無いその瞳。
二度と開くことが無いその唇。
もう…
もう二度と…
もう二度と笑うことが無い… 薫子が… ここに。
「約束…」
泣き疲れた目をこすり、薫子を見つめ直す。
「…」
当然ながら返事は無い。そんなことは分かっている。
「約束、したよな。俺がここに引っ越してきた時に。」
冷たくなった頬を撫でながら続ける。
「まだ土地勘が無くてさ。 .
疲れて帰ってきた俺をいつも笑顔で出迎えてくれた。」
昔のことを思い出すように、視線を上に向ける。
「そんな薫子がよそってくれたご飯が何より美味しかった。 .
…嬉しかった。」
視線を落とし、また薫子を見つめる。
「そんなご飯を…ずっと食べさせてくれるって…」
駄目だ。また涙が出てきやがった。
ちくしょう。
…ちくしょう…
どれくらい経っただろう。
泣き疲れたごんちは薫子を抱いたままいつの間にか眠っていた。
「ありがとう…」
まどろみの中、薫子にお礼を言われた気がして跳ね起きる。
そう。薫子はごんちの中で今でも生きているのだ。
ごんちはまた溢れてくる涙を止めることが出来なかった…。
そんな…薫子とのお話。
↑そんな薫子www
いやね?これ本来ならご飯がくっつかないようになっていてですね?
買った当初、引っ越してきてから今まで3年間その力を発揮していたわけなんですよ。
でもね?
ご飯粒がめっちゃくっつくようになっちゃってw
何ででしょう?
ってことを記事にしようとしたらこんな感じになってしまいましたw スマソw
いや、もちろん薫子は捨てませんけどね?
使い続けますともwww
ではでは、訳分からないけどごんちでしたーw

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