最近世間でもよく話題にされる脳の老化。脳の老化とは一体なんだろう。
脳を鍛えるゲームなんてのが流行っていたりするが、さて、よーく考えてみよう。
そもそも人の脳は40億年余りの時間をかけて作り上げられて来たものである。その基本能力は何かというと、恐らく「自然界で一人あるいはグループを作って生き抜いていく」というプログラムではないだろうか?
人が「社会」という物を作って、まるで鳥篭の中で生きるようになってからの脳の担当部位は、たぶん前頭葉のチョコっとした部分でしかない。
世間では脳の老化はその社会的能力の低下(人の名前を忘れたり、計算が上手く出来なかったり、短期記憶が混乱したり)のことを言っている。
さあ、もう一度考えてみよう。
地球に大災害が起こって、あなた以外の周りの人が殆ど死んでしまったとしよう。あなたはその後一人で生きていけるだろうか?
生き残った様々な動物があなたに襲いかかってくる。その時あなたに必要なのは、その動物の名前が何だったかではなく、自分にとって危険な相手なのかどうかという判断である。名前は単なる記号でしかない。
この動物は「ツキノワグマ」です、と説明している間に頭から食われるか、瞬時に判断して逃げたり攻撃したりして生き延びるかである。
社会が複雑になってくると、様々な生活フィールドが存在するようなる。自分以外のフィールドになじむ事は、突然海外で生活するように大変な事なのだ。
普段使っていない脳の部分の能力を要求されたりする。
そんなに頑張らなくていいのです。あなたの生活で必要な能力と、それプラス脳の基本能力を鍛えましょう。
社会的能力が優れていても、基本能力の劣っている人はとてもひ弱です。
カレーライスという言葉が出てこなくても、これはおいしい食べ物だという判断が出来ればそれでOK!
さあ、もう一度よーく考えてみよう・・・
あなたに奇跡が起こりますように。
Merry Christmas !