和田 メジャーより5年ぶりV奪回
2007年10月17日(水) 10時23分 西日本スポーツ
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新人から5年連続2ケタ勝利を達成した和田毅投手(26)が、来季の“ホークス残留”を明言した。2004年オフに球団がメジャー挑戦の意思を確認。メジャー移籍は将来的な願望として持っているが、4年連続V逸を受けて「王監督、ファンのためにも来季は最高の結果を残したい」と宣言。今オフも自らの夢を胸にしまい込み、王監督がラストイヤーと位置付ける来季は5年ぶりのV奪回に専念する。
通算62勝を誇る左腕が、メジャー挑戦の夢を胸にしまい込んだ。CS第2ステージでの先発が幻と消え、残ったのは4年連続V逸の厳しい現実。悔しい2007年シーズンを終え、和田がホークス6年目のシーズンとなる来季へ目を向けた。
「自分の夢(メジャー挑戦)はこれからも持ち続けたいけど、このままでは自分自身に納得できない。王監督、ファンのためにも、来季は最高の結果を残したい」
2004年オフの契約更改交渉の席で、球団から「メジャーでやりたい気持ちは」と聞かれ、和田は「そういう気持ちはある」と答えた。世界最高峰の舞台で力を試したい思いはあるが、今季12勝の左腕は来季のV奪回を全てに優先させる。
今季は入団から5年連続2ケタ勝利を達成。球団は先発4本柱の中でもずばぬけた安定感を高く評価する。「来季も投手陣の柱」(球団幹部)として計算するだけに、和田の“残留”は朗報。新人から6年連続2ケタ勝利にも期待がかかる。
昨オフに同級生の松坂がポスティング・システム(入札制度)を用いて西武からレッドソックスに移籍。これを受け、ある関係者は「ソフトバンクになって、ポスティングを訴えた選手はいない。その件は詳しく検討していないだけ」としたが、今オフもこの話題が出ることはなさそうだ。
9月下旬。1年間投げ続けた細身の体が悲鳴を上げた。いつもなら軽くできるストレッチすらできず、体を普通に反らすこともできなかった。1週間のノースロー調整も強いられたが、必死にCSを目指した。固まった体をヨガでほぐし、自室でのシャドーピッチングは3時間にも及んだ。
CS敗退後は「悔しいです」と漏らすのが精いっぱいだった。それだけに「(メジャーに)挑戦できるとしても、今の気持ちのままではできない」という言葉には思いがこもる。王監督がラストイヤーと位置付ける2008年シーズン、和田が5年ぶりのV奪回の先陣に立つ。
=2007/10/17付 西日本スポーツ=
[ 10月17日 10時23分 更新 ]

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