それはミレニアムで騒がれた
2000年の1月。
愛知県岡崎市上地で一つの太鼓のチームが産声を上げた。
それは本当に些細なきっかけだった。
地元のお祭りを盛り上げたい!ただそれだけ。
そのきっかけから全ては始まった。
「上地八幡宮の神「應神天皇」に呼ばれし者たち」
という名を背負った者たちが地元で歩き出した。
沢山の出会いや別れを繰り返し今、現在に至る。
今日書くこのお話は、そんな者たちの過去と現在のお話。
太鼓も曲も技術も何もなかった。
台や練習用の道具、教えてくれる人もいない中、何もかも手作りでやってきた。
そんな中、大祭前に大きな太鼓を玉砂利の上でも使えるように作った板がある。
そこに寄せ書きをした。
真ん中に應呼と書きその周りに自分たちの名前をつづった。
そして作り上げた第一回目の演技。
それから約八年が過ぎた。
今ここに写っているメンバーで應呼に籍を置いているのはたった
四人しかいない。
が今、應呼には約20人ものメンバーが在籍する。
ありがたくもあり、ちょっぴり寂しい気もする。
いや、正確には今まで寂しいと思わないようにしていただけなんだろう。
ひろたの兄ちゃん、けいちゃん、めい、まい、ゆか、りゅうごさん、はらださん、あまのさん、かずあきさん、かとうさん、しげさん、よしのり、たかこさん、くまさん、よしこさん、しんじのにいちゃん、とも姉ちゃん、おっさん、みっちゃん、まもるさん、ひで兄ちゃん(現藤六連)、はるか(休会中)、そして隼人(休会中)
まだ名前も忘れるぐらいしかこなかった人もいた。
沢山の仲間や思い出がつまった應呼。
その沢山の歴史や思いがつまった練習場をこの9年目にして出ることになった。
まぁ理由は置いといて・・・。
いずれは出ないといけない状況下にあったんだけど、それがついに現実となった。
そして・・・何もなくなってしまった道場を眺めた。
広い・・・。
まいったね。こりゃ。
実感湧かなかったけどこうなると・・・きついなぁ・・・。
ここでしこたま練習したし、飲んで騒いだし、喧嘩も腐るほどした。
それがなくなるのは・・・正直きついね。
そして何より一番実感したのはさっき書いた「寄せ書き」を見たとき。
あの時はなんとも思わなかった。
でも今は・・・。
これで應呼が終わっちまう訳じゃない。
今からが始まりなんだ。
そう思ってここを去ることにした。
練習量は格段に減るだろう。
沢山の問題も出てくるだろう。
でも、そんなもんは今いる仲間たちと乗り越えていこう。
後悔がないように。
まぁ格好つけた文章書いて見たけどようは
「気合」ってこった☆
こんなことで潰れちまうほど俺らはヘボくないし、
負けてやる気もさらさらないしね♪
ありがとう。道場。
そして、さよなら。
また新しい歴史のページを開いていこう。
俺らは「呼ばれし者」達なんだからさ☆