2007/5/27
ここ最近になって、特撮作品の歴史を裏で支えてきた方々が多数他界されています。以前、当ブログではこのような記事を書きましたが、それ以降も、数多くの特撮関係者が亡くなられています。
まずは、『ウルトラQ』や『ウルトラマン』『スペクトルマン』『トリプルファイター』などの特撮作品の音楽を手がけてきた宮内国郎さん。円谷作品を中心に、数多くの名BGMや主題歌を生み出してくれました。
続いて、こちらも円谷作品を中心に活躍した特撮作品監督の名巨匠・実相寺昭雄監督。TBSの社員監督として特撮作品に参加した彼は、初期ウルトラシリーズには監督で関わったほか、「川崎高」のペンネームで監督作品の脚本も兼任。さらに、それ以外でも、円谷OBが参加した『シルバー仮面』では初回の監督を担当し、『帝都物語』や『ウルトラQ ザ・ムービー』などの劇場映画作品も担当。晩年は『ティガ』『ダイナ』『マックス』などの平成ウルトラ作品にも1〜2編のみ参加し、かつての名作をリメイクした遺作『シルバー假面』も担当。巨匠らしい演出を見せてくれました。
次に『スペクトルマン』『大鉄人17』などのナレーションをつとめ、『17』では後期のワンセブンの声も担当した小林恭治さん。
宣弘社(現:アドギア)の社長として、本邦初の実写ヒーロー番組『月光仮面』をはじめ、『ハリマオ』『シルバー仮面』『アイアンキング』『レッドバロン』など、50年弱にわたって数多くの名作ヒーロー番組の制作を手がけた小林利雄さん。
『ウルトラセブン』のウルトラ警備隊員・ソガ隊員役、女優・多岐川裕美さんの元夫として有名なほか、『ウルトラマン』主演・ハヤタ隊員役の黒部進さんらの事務所・アクターズプロモーション関連会社・アクターズエージェンシーの社長も勤めていた阿知波信介さん。
そして、『レインボーマン』の女幹部・イグアナ役をはじめ、数多くの特撮番組で魅力的なゲストやレギュラーキャラを演じた塩沢ときさん。70年代に流行した教育ママ役として、ファンの話題を集めました。
といった具合に、主に60〜70年代の特撮を影から支えてきた方々が亡くなられています。いずれも、それぞれの参加した作品が巷で再評価されているだけに残念に感じます。改めてご冥福をお祈りします。

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