(2008.7/5 改訂)
走れメロスぴ 〜とってもよくわかるかもしれないメロスピの最強系かいせつ〜
「
メロスピ」とは、音楽ジャンル『
ヘヴィメタル』から細分化されたものの一つ、
メロディック・スピードメタルのことを指します。
真っ当な人生を送りたいのなら、できれば避けて通るべき道です。でも残念ながら俺は他人の不幸を嘲笑う腐った人間なので、アクセス解析でこのページのカウント数の多さを見ていつもニヤニヤしています。
ちなみに「メロディック・スピードメタル」と並行して「
メロディック・パワーメタル」というのもありますが、二つの間に明確な差異はありません。「
あこれパワーっぽい」と感じればそれはメロパワです。個人的には、キーボードを多用しているのが前者だと信じて生きてきました。
でもいちいち呼び分けるのが面倒なので、その辺の『(メロディが)
クサいメタル』のことを一括して『
クサメタル』と称するのが一般的ですが、まず「一般」の定義はヘヴィメタル界隈ではあんまり意味をなしませんね。
ではメロスピとはどういう音楽なのでしょうか。ズバリ言うわよ、
速いロックです。終わり。
嘘です。
一概には言えませんかどうか分かりません的なアレですが、バンドはだいたい、
ボーカル、リードギター、リズムギター、ベース、キーボード、ドラム
の6人編成が多いですね。リズムギターはリードギターが兼ねているバンドも多いです。
ボーカルは基本的に楽器を持ちません。ライブではパフォーマンスに専念します。
ロン毛の比率が大きいのは、パフォーマンスのときになにかと便利だからでしょう。でも男はいつかはハゲるので気をつけないと
ラルフ(元Gamma Ray〜現Primal Fear)みたいにトゥルットゥルになるか、
デイヴ(Dragonforce)みたいにキャップを被らざるをえなくなりますので今のうちに
ロブ・ハルフォードを心がけましょう。
話を戻して、メロスピとはどういう音楽なのかを詳しく詰めていくのですが、それにはまず『
HR/HM』というジャンルを説明しなければなりません。
『
HR(ハードロック)/HM(ヘヴィメタル)』と読みます。
いくつにも細分化されたロック系の音楽をまとめてそう表記するのが一般的ですね。AVにも色々ありますよね?そんな感じです。
HR/HMは大まかに分ければ以下のように細分化されます。ちなみに一例として表記しているバンドは俺の好みですすいません。
・ハードロック - Bon Jovi, Fair Warning
・プログレッシブ・ロック - King Crimson,Pink Floyd
産業ロック - Boston,TNT
・正統派メタル(メロディック・メタル) - Iron Maiden, Saxon
メロディックスピードメタル - Stratovarius,Sonata Arctica
メロディックパワーメタル - Dragonforceとかそのへん
ジャーマンメタル - Helloween,Gamma Ray
シンフォニックメタル - Rhapsody,Kamelot
ネオクラシカルメタル - Symphony-X,Yngwie Marmsteen
・プログレッシブ・メタル - Dream Theater,Concept
・ゴシックメタル - Evanescence,Night Wish,Within Temptation
・ドゥームメタル - Black Sabbath,Candremass
・LAメタル - Motley Crew,W.A.S.P
・デスメタル - Death,Carcass
メロディック・デスメタル - Arch Enemy,Children of Bodom,In Flames
・ブラックメタル - Mayhem,Satyricon,Cradle of Filth
・スラッシュメタル - Metallica,Slayer,Megadeth
・フォークメタル - Korpiklaani,Finntroll
ヴァイキングメタル - Bathory,Turisas
・メタルコア - As I Lay Dying,Heaven Shall Burn
・グラインド・コア - Napalm Deathとか?
(・萌えメタル - 電気式華憐音楽集団,Pandaemoniumスイマセン)
以上、大まかに分けてこれです。面倒くさくなって最後のほうテキトーですが、多いですね。FFの魔法みたい。どうでもよい。
実はもっとサブジャンルがあるのですが(
kwskはここみれ)、これだけ知っていれば十分社会に通用するのでよし。っていうかこれ通用する社会なんてあるか。あるよフィンランドに。フィンランドにおけるヘヴィメタルは日本のJ-POPみたいなもんで、オリコン上位をメタルが占めることもざら。日本のメロスピ衰退化を嘆くロン毛はメタルに寛容なフィンランドへ行け。でも寒いです。マジで。メロディック・パワー寒いです。だから熱い音楽がはやるのね。納得。
ちなみに、日本のメディアでは、『ヘヴィメタル』という単語をほとんど使用されませんが、それは一般人のヘヴィメタルに対する偏見が良い形で現れていると思われます。日本が誇るクサメタルバンド、
X Japanまで「ロックバンド」と称されるぐらいです。日本はもう鼻糞ですね。政治もね。
うるせえ
ああ、あと
デスメタルについて。
デスメタルとは
ピギャーとか
ヴォウェーとか
上杉里美ーとか、簡単に言うとデスボイスで歌ううるさい音楽です。一般の人にはただの騒音にしか感じられないことからこの音楽は『鼓膜の陵辱』と称され一般大衆から恐れられているというのは嘘です。でも好きです。
「デスメタル」とWikiで調べるとヒップホッパーが軽くドン引きするYO!なことが書かれていますが、最近はこんな世の中なので、激情を咆哮に乗せて
反戦や環境問題・社会問題を謳うバンドが急増中です。デスボイスで歌われる平和祈願っていいですよね!矛盾が。でも基本ゲロゲロ言ってて何て言ってんのか聞き取れんので歌詞カードと英語のお勉強は必需です。
ちなみに
ブラックメタル(ブラックミュージックとは全く無縁)は歌詞気にしない方がいいです。一般感覚的にきもいから。そういえば最近ブラックメタルバンドも大人しくなりましたね。教会放火事件もめっきりなくなったし。ああ〜こんなことしてたからメタルに対する偏見って強いのね。納得。
そんなぶらっくめたる、バックのメロディに重点を置いた爆走ソングが好きな方にはおすすめです。でも日本のCD市場にはほとんど置いてないので、
通販でどうぞ。
Disk Hellとか対応いいですよ。
ついでに上で挙げた例バンドの曲を試聴したければ、My spaceというサイトへ行くといいでしょう。My space+お求めのバンド名でググれば試聴ページへたどり着くことができるといいですね。
はい。えっとなんでしたっけ。ああ、そうそう
メロスピ。
メロディックスピードメタル(メロディックパワーメタル)とは、叙情的な
クサいメロディ、疾走感、ハイトーンヴォーカルなどの
日本人が好きそうな要素を前面に押し出したヘヴィメタルのことです。
このジャンルにおける元祖的存在はジャーマンメタルバンド
Helloweenであり、1980年代末期、カイ・ハンセン在籍時に発売したアルバム
Keeper of the Seven Keys Part1, Part2(守護神伝)はヨーロッパを中心に日本でもヒットしました。
1990年代に入り、フィンランドの
Stratovariusやブラジルの
Angraによって、クラシック音楽の要素を導入することが現在まで続く定番のスタイルとして確立され、そこにはイングヴェイ・マルムスティーンの影響も見て取れます。そのため、バンドによってはネオクラシカルメタルやシンフォニックメタルにも属する場合がありますが、そういった要素の少ない
Gamma Ray(カイ=ハンセンがHelloween脱退後創設したバンド)や、その本家バンドとも言える
Helloweenは、メロスピの元祖ではあるもののメロスピそのものではないとする向きもあるようです・・・とwikipediaが申しております。
イタリア・スウェーデン・フィンランド・ブラジル・日本などに多くのバンドが存在しますが、北米(アメリカ)では総じて人気がないようであり(おそらく英語歌詞が分かってしまうからかと思われます)、バンドの数も少ないです。ロン毛も少ないです。その割にはメタルコアという意味不明さがアメリカっぽいものが流行ったりしてるのでしまつにおえません。
また、「疾走に疲れた」当の理由で多くのバンドがこのジャンルからの脱皮を図り、音楽性を変えるというなかなか始末におえないケースも増えていますが、
Nocturnal Ritesなどを除き成功したと言えるケースは少ないでしょう。逆に90年代はあたりまえだったストレートなメロスピバンドが最近品薄になっているというなんとも忌まわしい傾向があるのでなんとかしてくれ。
〜日本のクサメタル事情〜
90年代頃から、いないようで日本にもクサメタルバンドが結構いたんですが、世界的に見ても飽和状態のシーンの荒波のなか、「結成しては消えていく」ことを繰り返し、現在は数えるほどしか生き残っていません。外敵に食べられずに成虫になるのが難しいのは、ヤゴだけじゃないってことですね。
何を言ってるんでしょうかこいつは。
というか最近は「
メタルバンドは英語歌詞じゃないとだめだ!じゃないと売れない」的な空気がアンダーグラウンドに流れているのがいけ好かん。
日本人がなぜそんなに日本語にコンプレックスがあるのか疑問だが、変な発音で英語を歌うより、自信を持って日本語を歌ったほうが説得力あると思うな〜って
マーティ・フリードマン(元Megadeth)も言ってるぐらいだから、無理に全英語歌詞にしなくてイインダヨー!
〜ちなみに、今までの調査によると、以下の邦楽が好きな方はメロスパーの素質があります。〜
・Janne Da Arc
・L'Arc-en-Ciel ※「Ready Steady Go」etc.
・KAT-TUN ※「LIPS」
・JAM Project ※「GONG」etc.
・Sound Horizon
・HIGH and MIGHTY COLOR
・B'z
・その他アニソンっぽいやつ(GRANRODEO, 妖精帝國とか)
・その他クサいメロディのJ-ROCK(UVERworld等)
・V系(Luna Sea, Versailles等)
あながち間違いではない気がしないでもなくはないはずはないはずです。ほとんどメタルですしね。
上記のバンドに限らず、最近はヘヴィメタルの要素をふんだんに盛り込んだアーティストが逓増しているのですが、それもやっぱり「ロック」という言葉で濁されてしまうわけで。もうクソメタラー談義はいいか。
「
V系」と書きましたが、最近は俗に「ヴィジュアルメタル」と定義付けされるほど、メタル系の音楽をプレイするV系バンドが増えているようです。
Dir en grey、Moi dix Mois、Versailles、時空海賊Seven Seasなんかがそうですね。
また、クサメタルはメロディにおいてアニソン独特のクサさを放っている場合が多いので、それ故メロスパーには2次元オタが多かったりします。その特性をもって、自分がアニオタであることを隠したい人はカモフラでメロスピをかじっておく、しかもメロスピは一応メタルなので、"メタル聴いてるぜオレ今すげーカッコいいぜ!"という錯覚を抱いてしまう、そんな『保身メタラー』さんは気を付けましょう。
「好きなバンドは、DragonfoceとSonata Arcticaです!」とメタル板に書き込んで、
「それくらいでメタラー気取ってんじゃねぇよチンカス」と、同じく"デスメタルとか理解してる自分はもっとカッコイイ"と勘違いしているナルシストに叩かれる、という微笑ましい光景はよく見られますね。
別に2次元好きでもいいじゃない!!!!1
また、アニソンしか聴かない一本道を行くすばらしきナイスガイには
電気式華憐音楽集団でも聴かせてあげましょう。頭振った瞬間からメタラーです。冗談です。
まぁー上記の音楽が好きってゆー人はメロスピに挑戦し、挙句の果てにメロスパーとなり、挙句の最果てにはキモスパーになり、胸を張って「メロスピは神の音楽」と公言して止まないクソメタラーと朽ち果ててメタルスレで罵られよう!
そんな蔑まれるべき(それを悦ぶべき)メロスピにも長所があって、世間一般でのメタルに対する偏見を一時的に取り払うことが、なんと、できちゃうんですね!これが!
例えば、街行く人に、
「
ヘヴィメタルってどんな音楽か知ってるかい?」と尋ねれば、
「
“ヘビメタ”?ヘビメタってあの『ギャァー』とか『キャァァー』とかうるさいやつやろ?」
と模範解答のように返ってきますよね。
まぁあながち誤りではないので困ります
そこで効果的なのが、そう、メロスピ!
メタルと聞けばどうしてもデスメタルを想起してしまうような
常識人に、このメロスピを、例えばSonata Arcticaの疾走曲でも処方して差し上げましょう。
「え!?これがヘビメタ?!…へぇ〜…」
…と、このように、“
ヘビメタ”にあるまじき
清涼さと
美旋律に戸惑いを覚えると同時に、その人に内在する“
ヘビメタ”=“やかましい”という常用方程式を覆すことができ、そしてそして上手くいけばその人をこちら側の世界に引きずり込むことができちゃうんですね!!
―――その成れの果てが、今ここで筆を執っているんですね。
「
メロスピはあまり普及してないだけで、もっと広く人々の耳に入る機会を作れば、きっと多くの人に気に入ってもらえる可能性があります。日本人はクサい泣きのメロディが好きですからね。」(by
Galneryusのギター)
とか根拠の無いことを言って人々のドン引きを誘うのが当サイトの真の目的です。だけど涙がでちゃう。キモスパーなんだもん。
でもこれを読んでしまったあなたも今日からキモスパーの仲間入りさ!!ようこそ音楽世界の辺境へ。餃子食う?さっき解凍したやつが残ってるんだ。
【初心者用】
まぁまず聴いてみないことにははじまらないので、ここで勝手に初心者にオススメな音源を紹介いておきます。
Helloween 『Eagle Fly Free』(元祖)
Sonata Arctica 『San Sebastian』
Rhapsody 『Emerald Sword』
Dragonforce 『Black Winter Night』
Angra 『Nova Era』
Stratovarius 『Black Diamond』
こんな感じの音楽です。
〜実践・カラオケでク
ソサメタル〜
カラオケに行った時、その仲間にクサメタラーがいない場合は自重しましょう。ひとり頭振り振りテンション上げて頭振りながらハイトーンシャウトをかましても構いませんが、長いギターソロパートで一度、落ち着いて周りを見渡して見ましょう。そこはフィンランドと化しているでしょう。寒い意味で。
ところがどっこい、異性(とくに女性)をおとすにはもってこいなのが、
EXILEの次にメタルバラード。メタルバラードはたいていのメロディック系メタルアルバムには最低一曲は含まれており、例えばX Japanの「Forever Love」やB'Zの「Alone」のように、世間から「うるさい」というイメージが植え付けられているヘヴィメタルバンドたちからは考えられないほどの力強くも恍惚で美麗な音楽です。これが女性の需要が高いらしく、意中の相手を仕留める場合に歌ってみてはいかがでしょうか。でも俺はおすすめしません。
なぜなら成功例を聞いたことがないから。
(終)
文章:ぎゃぷいち
共著:キモスパげてぃ