2009/4/2

右か左か?決勝はNo.1投手対決  
「右か左か」というと政治的な話のようですが、今回は高校野球の話です。本日の決勝戦は大会ナンバーワン右腕の今村を擁する清峰か、大会ナンバーワン左腕の菊池を擁する花巻東か・・・。ファン以外にスカウトたちも目の離せない一戦となりそうです。
 「センバツ第11日・準決勝、利府2-5花巻東」(1日) 阪神も今秋ドラフトの1位候補に挙げている花巻東(岩手)・菊池雄星投手(3年)が、5安打7三振2失点の好投で利府(宮城)を下し、岩手県勢として春夏通じて初の決勝進出を果たした。同じくドラフト1位候補の清峰(長崎)・今村猛投手(3年)も連続イニング無失点こそ途切れたが、6安打9三振1失点の快投で報徳学園(兵庫)に勝ち、3年ぶりの決勝進出を決めた。左右の大会No.1投手が、互いに初優勝をかけて決勝の大舞台で激突する。  ◇  ◇ 苦しんだ。失点もした。それだけに喜びも大きかった。最後の打者を併殺に仕留めると、菊池は人さし指を天に突き上げた。東北勢初優勝へあと1勝。「ずっと目標にしてきましたからね。やっと目指すところにたどりつけました」。みちのくの怪腕が、花巻東を決勝の舞台へ導いた。 試合巧者の利府に序盤から揺さぶられた。バスターの構えで投球のリズムを狂わされ、際どい球はことごとくカット。三回には四球からピンチを招き、シニアリーグ時代からライバルだった遠藤に高めの直球を右翼スタンドに運ばれた。まさかの被弾。1回戦から続いた連続無失点は24イニングで途絶えた。 今大会4試合目の登板とあって、疲労は隠せなかった。1回戦で152キロをマークした直球が、この日は最速146キロ。終盤の七回二死の場面では、疲れから苦しい様子を見せた。しかしマウンドで自らほおを叩き、気合注入。「あと2回、頑張ろうと。握力も落ちましたが、気持ちで投げようと」。再びギアを入れると、そのまま最後まで投げ抜いた。 打撃でも引っ張った。六回に逆転2点適時打を放ち、八回にはスクイズを決めて貴重な追加点。3打点の活躍に「四球とホームランで点を取られたので、自分で返すしかないと思った。打って気持ちが吹っ切れました」と、ほおを緩めた。 菊池が登板日に必ずすることがある。朝食時にヨーグルトを口にすることだ。「食べて、試合したら調子が良かったんです。食べ始めてから負けてないですからね」。この日はグレープフルーツ入りの“縁起物”を食してマウンドへ。その効果は絶大だった。 決勝の相手は大会No.1右腕の今村を擁する清峰。「高校を代表する投手と投げ合えるのは楽しみ。ぜひ勝って、優勝旗を岩手に持って帰りたい」。東北に初の快挙をもたらすとともに、No.1投手が誰であるかを証明する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090402-00000021-dal-base
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