2008/4/17

06 Loomer  

早春のごく平凡な一日の出来事を綴った記事がupされた3月半ば、
Arnold日記がスタートしてまだ半月と経っていなかった。
一日の出来事と言ってもそこはArnoldなので、
その日に購入したチョコレート菓子についての感想が
内容の大半を占めていたのだった。

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洋酒コーナーでたまに見かけるグランマルニエというリキュールが
洋菓子作りにもよく用いられる事は僕も知っていたし、
最近流行りの“コラボ”がこの甘い香りのリキュールと
チョコレートのタイアップ商品を作り出す事も
全く自然の流れだと思うけど・・・

このチョコレート菓子は全く初めて目にするシロモノだった。

感想自体には特に注目すべき点は無く、
いつもの調子で♪や顔文字が多用されていた。
むしろ僕の気を引いたのはそのコメントの方だった。

いや・・・
コメントに対するArnoldの返事といった方が良いのだろう・・・


この、スーパーやコンビニのお菓子売場で見かけるような
何の変哲も無いチョコレート菓子の感想には、
ハニー、パピヨン、ショコラノワールの3人からコメントがあった。
コメント自体には特に変わった様子は無く、
どれも「これ、知ってます♪」「こんなのあるんだ〜!?」
「美味しそう!」といったものだった。

その3人のコメントに対するArnoldの返事の一つに・・・

  
  >ショコラノワールさんへ

  わぁ〜♪ ホントに遊びに来てくれたんですね〜!!
  嬉しいですよ〜!! ヾ(≧▽≦)ノ
  

この対応は別段珍しいものではなく、Arnoldがコメントを
入れたブログ先の人物がその“お返し”に「Arnold日記」に
コメントした際のArnoldの対応としてはポピュラーな表現で、
類似のコメントが他にも2〜3見ることができた。

しかしこの先が、他とは違った。


  “チョコ&お酒のマリアージュ”といえば、
  広尾にスイーツとお酒のセットが楽しめる
  とっても素敵なカフェがあります♪
  少し先のコトになるかもしれませんが、
  是非とも見て頂きたいので、今度、
  必ず紹介しますよ〜!! ワーイε=ヾ(*・∀・)ノ

  それから、あのカフェにも行ってみたいので・・・
  
  投稿者:Arnold         2007/3/12 23:54


Arnoldが特定の人物に向けてカフェを紹介する文章は
実は他には見られなかった。
確かにこのショコラノワールなる人物は“常連さん”の中では
最もカフェやチョコレートに敏感な反応を見せていたものの、
Arnold日記でのコメントは決して多い方では無かった。

コメントでのオススメに色よい返事をするArnoldだったので、
この時点では「?」が付く程度だったのだが、Arnoldの方から
「是非とも見て頂きたい」と強調する事は他の者には
皆無であったし・・・Arnoldは本当に、紹介した・・・

で、もちろん僕はショコラノワールのブログを検索した・・・
が、不思議な事にそれに該当するブログを見つける事は
遂に出来なかった。
でもArnoldのこの口調からすると、絶対にショコラノワールの
ブログでの交流があるはずなのだが・・・

そう言えば、BON sweets&smileの紹介を前後してArnoldの
プロフィール写真がそれまでのデザインカプチーノから
変更されていた・・・

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・・・スティッチ?・・・

相変わらず、プロフィール紹介文の方は「・・・」だった。



僕がArnold日記に2回目のコメントを入れる時がやって来た。
鼠色とも灰色ともつかない梅雨の雨空の鬱陶しさにも
だんだん慣れてきた6月半ばの普段と変わらない平日の昼前。

“はじめましてコメント”から既に3カ月が経とうとしていたが、
あの後少々の中断があったものの、Arnold日記への訪問は
ほぼ僕の日常の一部になりつつあったので、
自分でもちょっと意外な感じがしたものだ。

東京のカフェ紹介についてはともかく、
コンビニ等で購入した菓子やパンの感想については、
実はArnoldのオススメを僕も買ったりしていたので、
当たり障りの無いコメントを寄せる事も出来たのだが・・・

Arnoldがほのめかす程度でしか伝えようとしない心の揺らめきを
ずっと探ってきたという何とも言えない後ろめたい感覚?が
常に頭の片隅にあって、それをするのを躊躇していたと思う。

ではどうして今回コメントを入れる気になったのか。

仕事先の学習塾では中間テスト対策の補講も終わり、
ここ数日、非常に緩いスケジュールを送っていた僕は
この日も遅い朝食を済ませてパソコンの前に座った。

Yahoo!で幾つかニュースをチェックした後、
ほぼ日課と化したようにお気に入りの中から
Arnold日記を見つけてクリックする。

例のスティッチを横目に・・・あっ、更新されている!
しかも何と、僕が住んでいるT市内のカフェではないか!!

栃木県足利市在住のArnoldにとってT市は
県を隔てているとはいえ隣町である。
カフェに関してはこれまで東京都内の店を中心に
紹介してきたArnoldが突然?地元付近の、
しかも僕のいる街を紹介するのは少々不思議な気分だった。

いつも以上に真剣な眼差しで僕は写真と文字を追った。

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Enya(えんや)

目的のカフェは市街地からやや外れた場所にあった。
周りはのどかな田園風景が広がっていて、
目の前の麦畑をはじめ、四季の移ろいを眺めながら
本格的なコーヒーと共に落ち着いた一時が堪能できるとの事。

しかしArnoldによれば、最高のカフェ空間をさらに
スペシャルにしてくれる“あるモノ”を求めて
コチラのカフェへとやって来たのだとか・・・

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入り口のすぐ横にはウットリするようなキラキラしたスイーツ!

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店内はシンプルで落ち着いた空間ながら自然な上品さも
感じさせてくれる・・・ここは本当にT市内なんだろうか?

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焙煎機には専用の空間が用意されている事からも、
コーヒーに対する並々ならぬ拘りが伝わってくる。

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カウンターの側にはアンティークの本を模したチェスト。
ここにマッチするばかりか、更なる重厚感を醸し出している。

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見事な色艶のグラデーションに煎られた豆を
ゆっくりとカウンターから眺めるのも何とも贅沢。

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カフェ手作りの焼き菓子に天然酵母のパン・・・
このあたりのチェックは、さすがArnoldといったところか?

ここまででもこのカフェが稀有な存在である事は
十分に間違い無いのだが・・・

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カウンターの台や奥の棚一面に並べられたマイセンや
ヘレンドのカップ&ソーサーの数々!!

安いものでもワンセット数万円は下らないという非常に
高価な逸品が惜しげもなくディスプレイされた光景は
驚愕の一言に尽きるものだった。

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そして手前にはそのマイセン&ヘレンドの中でも
更に貴重なシリーズがセットで置かれていて・・・

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「アーモンドの木」

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「ホワイトレリーフ」

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ここまででも十分過ぎるくらいなのに、ショーケースには
実物を見ることすら珍しいセーブルのセットが!!

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カウンターに座ったArnoldの元にやって来たのは・・・

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優美で華麗な曲線を描いたカップには勿論、
マイセンの真骨頂である緻密な手描きの花模様。

深煎りでしっかりしたケニアの苦味もこのカップだと
不思議とまろやかに感じるとArnoldは言っていた。

もちろん非常に緊張したとも加えられていたが・・・

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皿盛りスイーツのメインはブルーベリータルトをチョイス。

一粒一粒のフレッシュで瑞々しく、
それでいてまるで黒真珠のように深みを帯びた輝きは
僕なら思わず食べるのを躊躇ってしまうだろう。

マイセンのプレートにも決して見劣りしない
スペシャルなスイーツをArnoldは大絶賛していた。


今にして思えば、この2回目のコメントから僕とArnoldとの
関係が変わった・・・歩み始めたとでも言おうか・・・

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Enya(えんや)




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