2009/9/18

人格と愛  1章人格教育の核心

 人格と愛は密接不可分の関係にある。

しっかりした道徳的アイデンティティーを備えている成熟した人格の持ち主の方が、

未成熟な人格の持ち主よりもはるかに楽しく愛に満ちた人間関係を築く能力をもつ。

 ある若い父親は仕事もなく、お金もなかった。

3歳の娘がクリスマスツリーの下に置く箱を飾っていたのだが、金の包装紙を無駄に

使ったので娘を怒ってしまった・・・。

 翌朝、娘はその箱を父親に持ってきて「これは、パパのよ。」と言った。

父親は昨日の自分の行動を恥ずかしく思った。

しかし、その箱が空だと知ったとき、父親は再び娘に怒ってしまった。

「誰かにプレゼントをあげるなら、中に何かいれておかなきゃ。」と。

娘は父親に「空じゃないよ。私は箱の中にキスを入れたの。全部パパのよ。」と言った。

父親は意気消沈し、謙虚になった。

 自分の限られた人格が、如何に自分の娘を傷つけてしまったか、自分の醜い

姿を覗き見て、変わることを決意した。

心情の育成は、幼いころからの人格形成の中心的課題である。

道徳教育の目的も良心の優位性を確立することにある。

それこそ、道徳教育の核心部分である。
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2009/9/18

人生目標の確立が人格形成を促進  1章人格教育の核心

 いかなる目的やゴールに向かって徳目が実行されているのか、そこが問題である。

マフィアのメンバーは毎日、徳目を実践している。

命を懸けて・・・・。

 教育の目的を広義に解釈するならば、強い絆で結ばれた家庭を形成し、

社会的財産となりうる適正で有能な人間を生み出すことといえる。

家庭の中で愛や人格についての教育を受けることによって、子供たちは将来、

社会組織における上司や同僚、部下との良い人間関係を結べるようになる。

また、家庭という共同生活で気配りや思いやりの価値を認識することが、

学校や地域社会、そして仕事場で気配りや思いやりのある共同生活を

形成する力へと拡張されていく。

家庭において愛の領域を体得していくためには、人格的成長を中心として

家庭が健全に機能していなければならない。
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