2009/11/19
7 books for the price of one!!! Books

アメリカに住む猫好きのお友達にある本を送る約束をしていたのに、出不精な私はちっとも書店に出かけずに、ずるずると日ばかりが経ってしまいました。以前私が図書館で借りて読んだ、町田康さんの「猫にかまけて」です。先週、友達との待ち合わせの時間に少し早く着いてしまったので、近くの書店に寄り、ようやくその約束の本を買いました。贈り物なので普段は断るカバーも掛けてもらい、家に帰ってパラパラとページをめくってみると、ああ、そうだった、こんなことが書いてあったんだっけ…と忘れていた記憶が甦ってきました。この本は自分用にもきちんと買うつもりでいたのに、いつの間にか後回しになってしまいました。
以前一度だけブックオフ(オンライン)に「猫にかまけて」の在庫があるかどうかを調べたことがあって、その時は「在庫なし」となっていたので諦めていましたが、数日前に再び興味本位で調べてみたら今回は在庫がありました。定価の半額以下だったので自分用に即購入。1500円以上購入で送料が無料になるというので、宮本輝の小説を文庫本で5冊買いました。それでもあと一冊分ほどの値段が足りずに30分ほど悩んだ末に、井上靖に決めました。昔懐かしい少女漫画でもよかったのだけれど、私の欲しいモノは全14巻という大作で、大人買いになってしまいます。あ、そういえば私は山本鈴美香さんの未完の傑作「七つの黄金郷(エルドラド)」は持っているけれど、「エースをねらえ!」を持っていません。これもいつか大人買いしないと…。(笑)
しかし、ブックオフは素晴らしい! 単行本一冊程度の値段で7冊も買えるなんて。それに古本とは思えないほどきれいです。我が家にある本のほうがよっぽどボロボロです。それにしても、「猫にかまけて」を売ってしまう人がいるなんて…。
最近、外出する時に村上春樹の「ノルウェイの森」を持ち歩いています。この頃至る所でこの本の話を目にしたり耳にしたりして、今までにこの本は3回くらい読んだことがあるけれど、そんなにいい小説だったかなぁ…とそんな話を聞くたびに首を傾げてしまうので、もう一度読んでみようと思ったからです。たぶん前回に読み返したのも同じような理由からだったと思います。どうも私には「ノルウェイの森」の良さが解からないようです。以前、村上春樹の作品で好きなものは?という投票結果がどこかに出ていて、そこでも「ノルウェイの森」がダントツ1位でした。私なら迷わずに「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と答えますが、上位には入っていませんでした。
そもそも私が読んだ初村上作品は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」で、これが余りにも印象的だったので、その後に実家にあった「ノルウェイの森」を読んだ時には「どうしてこれに世の中が大騒ぎするんだろう?」という違和感を持ちました。私は精神的にまだ子供だったのかもしれません。けれど、何度読み返しても、「世界の終わり…」を読んだ時ほどの感動は得られません。逆に言えば、ノルウェイの森が好きな人は「世界の終わり…」には馴染めないのかもしれません。読書は不思議なもので、同じ作品でも、読むタイミングが違うと受ける印象もずいぶん違うことが多いので、今回はもしかたしたらよい結果が生まれるかもしれません。…というか、内容をほとんど忘れていて、私はいったい何のために読書をしているんだろう…と悲しくなります。だから本は捨てられないのです。
今回ブックオフで買った文庫本の中にも以前読んだことのある(主に実家で読んだ)本が何冊かあります。断片的に覚えている箇所もあるのだけれど、全体の感想として「よかった」としか記憶に残っていないので、もう一度読んでみることにしました。情けないなぁ…。とほほ。
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2009/11/9
My First Race of the Season Running

昨日の日曜日、湘南国際マラソンの10kmレースに出場しました。今シーズン初レースです。
いつの頃だったかまだ暑い季節に、お友達のHさんから、湘南国際マラソンに出ようかどうか迷っていたら、あっという間にフルマラソンのエントリーが締め切りになってしまった、というメールが届きました。そこで私も調べてみたら、10kmのエントリーはまだ大丈夫ということだったので、同じ県内だし10kmならいつも走っている距離だから…とすぐにエントリーしました。するとHさんも10kmにエントリーしたと連絡がありました。
私は2週間後に初ハーフマラソンを控えているので、湘南の10kmはリハーサルのような気分でいましたが、やはりその日が近づいてくると緊張感が高まってきました。
朝6時半頃の電車で出発すると、日曜日の早朝の電車に乗っている人はまばらでしたが、そんな中にも同じ目的地を目指していると思しき人々が、ちらほらと。次の駅ではCW-Xのタイツの上にスカートを履いた母子らしい2人組が私の向かいに座りました。
私もしばらく前にCW-Xのタイツを格安値(Amazon.comで半額、日本の値段だったら1/3!!!)で購入したのですが、サイズが合っているのかいないのか(身長と体重のチャートでは合っているはずですが)とにかくキツイのです。そういうものなのだろうとは思うのだけれど、それを履いて長い距離を走って、血液循環が悪くて途中で具合が悪くなったらどうしよう…と心配になり、一度も履いたことがなかったので、よもや大会当日に履くわけにもいかず…。(笑)
大きな大会なので当日の混雑は予測していましたが、レース開始の2時間前にHさんとお友達のNさんと駅で落ち合って会場に向かうと、すでに会場は場所によっては人が押し合い圧し合いするほどの混雑。とにかく何をするのにも列に並ばなければならないので、時間を節約するために、仮設トイレの長い列に並びながら、着替え(と言ってもウェアは下に着ていたので脱ぐだけですが)やシューズを履き替えたりゼッケンを着けたりと一通りの準備をして、その後、荷物を預け、スタート地点に向かいました。ゴール推定時間60分〜70分のスタート地点辺りを歩いていたら、突然、スタートの合図があり、「え?何?何?もうスタート?」と慌てて時計のスイッチを押しましたが、列は全く前に進みません。どうしたのかと思ったら、どうやら車椅子レースのスタート合図だったようです。再度時計をセットし直して、スタート体制に…。知らずに私は自分の推定ゴール時間よりずっと前に出てきてしまいました。
スタートラインまではHさんと一緒でしたが、スタートラインの直前で「それじゃ、頑張ろうね」とお互いに励ましあって、それぞれのペースで走り始めました。前が詰まって私がモタモタしているうちにHさんはヒョイヒョイと人をかわしてどんどん先に進んでいってしまいました。これは経験の違いだなぁ。それに、私は後が怖いので最初から飛ばせず、体力を温存しようとしてしまうのです。たったの10kmなんだから、もっとアグレッシブに行かないといけないんですけどね。私はまだハーフもフルも走ったことがないので、これが精一杯なのです。
途中、微かな坂を上がったり下りたりして、海辺の風にしては穏やかな微風を感じながら走りました。同じ海辺でも私が毎日走っているコースは強風が吹いています。西湘バイパスと国道を走るコースで、海が見える箇所も多かったけれど、海の風景は私にはまったく珍しくありませんでした。それよりも、前に(後ろにも)延々と続くランナーの群れに圧倒されました。10kmレースの参加者は11,000人、フルマラソンは15,000人ぐらいだったそうです。途中、折り返しで反対車線を戻ってきたランナーたちの中にテニスの杉山愛選手を見かけました。沿道の声援に手を振って、さすがにアスリートらしく余裕で走っていました。
10kmなら給水はなくても走れるので、最初の二つの給水地点はパスしましたが、昨日はとにかく暑くて、最後の給水だけはとりました。そこでスローダウンしてしまったので、ペースが崩れて最後の何キロかは苦しかった。そこに追い討ちをかけるかのようにゴール直前にはスピンカーブ坂が…。ゴールはすぐそこだからなんとか駆け上がれたけれど、クラクラしました。
ゴールして時計を止めると、タイムはいつもの10kmランと大して変わりませんでした。頑張ったつもりだったのに、これは何としたこと…。やはりスタートの混雑回避と給水が今後の課題です。
メダルやTシャツを受け取って荷物置き場に戻る途中でHさんとNさんに会いました。タイムを聞くと二人とも速いこと。羨ましい限りです。でも二人ともそれぞれにしっかりと練習をしているからなんですよね。こうして大会に出ると、いろいろな場面で刺激を受けて、これからもっと頑張れそうな気がしてきます。ハーフを控えて、とてもよい経験になりました。それに、なにより楽しかった。
走った後はお腹が空きました。フードブースでは目移りするほどいろいろと美味しそうなものが売られていたけれど、走った後の食事はプロテインとカーブス(Carbs)がよいそうなので、私は「カルビ弁当」を購入。なかなかボリュームがありました。Antioxidant(抗酸化)には冷凍パインを。(笑) レースではそれぞれ孤独に走るけれど、走り終わった後にこうしてくつろぎながら食事をしたり、その日の走りについて語ったりする時間も、大会の楽しさのひとつです。
さぁ、再来週はハーフ。頑張ります。
再来週はHさんがフルマラソン、Nさんは10kmに挑戦するそうです。
只今、シーズン真っ最中♪

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2009/10/22
Fruitful Life Daily Life

多忙な日々を送っています。
2週間ほど前に長野に行ってきました。
10月はバースデー・ラッシュで、夫の誕生日の後、3人の姪たちの誕生日が次々と続きました。母がキッズのお誕生日パーティーをするというので、プレゼントと風船や以前娘のパーティーで使った飾りなどを持って私も出かけました。早いもので夏に遊びに来ていた姪は11才。1歳半ぐらいの頃に我が家に来て、とんびを捕まえてくるように私に命じたみくお姫様は4才。そしてみくちゃんの妹は1才のお誕生日を迎えました。離れて暮らしていると、みんなあっという間に成長してしまいます。
長野から帰ってきてメールをチェックしたら、しばらく依頼のなかった例の翻訳が来ていました。最近、新聞で、国際結婚をした日本人妻が離婚の際に子供を日本に連れてきてしまって父親に会わせないというケースが多く、「Child Abduction(児童誘拐)」として国際問題に発展しているという記事をよく目にして、なんだか私の翻訳しているケースに似ているなぁと思っていたところだったのです。翻訳の依頼が来たのは一年ぶりぐらいですが、未だに続いていたとは驚きです。
そして気が付くと、DHC翻訳新人賞の締め切りがあと10日ほどに迫っていました。課題をダウンロードはしたけれど、1ヶ月ほど放置したままでした。課題文もろくに読んでいませんでした。どうしよう。
そんなわけで毎日慌しく過ごしていて、娘とも2週間以上も音信不通になっていたら、昨夜メールで「Get on Skype!」とどやされました。だって、忙しいんだもん。
そこで今朝はちょっと時間を割いて娘と他愛もない話を。あれと、あれと、あれを送って〜。はい、はい。という感じに。
娘が「これ、見て」と送ってきた写真。うっそー、ライカー? そうです、この前の不良息子事件で、一人だけどこかに行っちゃって難を逃れた息子の友達、ライカーです。日本のどこぞでランウェイ・モデルをしたのだとか。馬子にも衣装ですねぇ。この近辺で息子たちと一緒に悪事を働いている17歳の少年には見えません。(笑) どうも私のイメージでは息子とライカーが一緒にいると、Beavis and Buttheadなんですが。(^^;)
そして息子は、昨日、学校の行事でTemple University(テンプル大学)の学校見学に行き、来年からテンプルに行きたいなどと言い出しました。どうも息子はアメリカに行くのが厭みたいです。でもねぇ、この円高では日本の大学には行かせてあげられません。行くならペンシルバニアの本校に行って下さい。いや、やっぱりNJの大学にして下さい。一人分の大学費用でも大変なのに、二人分となったら…嗚呼。先日は冗談で息子に、娘が卒業するまでの2年間、どこか好きなところに行って自活していて…と言ってみました。ヒドイ親です。(^^;)
でも、実際のところ、来年息子が高校を卒業したら、私もこれをひとつの区切りとして何かを始めなければ…と思うのです。様々な理由があって、今は詳しい予定を立てることは出来ないのだけれど、漠然とああしたい、こうしたいという展望はあって、それを実現するためには、今、この時に何をしたかがこれからの実りのある未来に繋がっていくのだろうと感じています。今は無理でも、いつか…。できることならば、時間を止めたいなぁ。(←切実)
そして、こちらは言葉どおりにFruitful Life。長野からたくさん果物を持ち帰りました。ちょっと前の写真なので、すでにほとんど食べ尽くしてしまいましたが、実際はこの何倍もの量を持ってきました。この他には野菜もいろいろと。あー、田舎に住みたい。

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2009/10/8
Totally made from scratch Cooking & Food

昨日の午前中、電話が鳴ったので出ると、明らかに日本人の女性が「ハロー、ハウ・アー・ユー?」と訊いてきました。何? 何?
こんな電話がかかってくる覚えもないし、といって日本語で「元気です」と返していいものだろうか?失礼じゃなかろうか?
と、まぁ、一瞬の間にいろんな思いが頭の中を巡り、結局「…Good...?」と語尾上げで訝しげに答えると、受話器の向こうから「あははは…」と大笑いする声が…。
母、でした。
どうしてそんな紛らわしいことをするの。
あー、もう電話はイヤです。
さて、昨日は夫の誕生日でした。
毎日続く雨で買い物に行けなかったので、家にあるものでケーキを作りました。
パスタのウォッカソースを作ろうと思って買っておいた生クリームがあったので、他にはお菓子用のチョコレート、卵と小麦粉とお砂糖とバターがあればチョコレート・ケーキらしいものは出来るだろうと考えて…。ところが、冷蔵庫の中には卵がひとつしかありませんでした。これは計算外。仕方がないので、台風接近中の外の様子を伺って雨が小降りになった時を見計らって一番近いコンビニに卵を買いに出かけました。卵がないとお菓子類は全く作れないことが判りました。
朝のうちにスポンジケーキだけは焼いてしまおうと思い、分量を量って卵を泡立てようとすると、ハンドミキサーの泡立てる金属の部分(言葉が判らない、ウィスカー?)が見つかりません。私は必ず決めた場所にモノを仕舞うのに、息子がキッチンに侵入してきてからというもの、あるべき場所からいろいろな物が消えてしまっています。とは言え、こんなに狭いキッチンの中で仕舞う場所など高が知れています。ここじゃなければ、あそこでしょう。ん?ない。じゃぁ、こっち?と至る所を探してみましたが、どこからも出てきません。そんな。まさか、「マニュアル泡立て」しなきゃいけない?と不安がよぎりました。いくら毎日走っている私でも、そこまでの腕力はありません。引き出しをひっくり返し、あっちの扉、こっちの扉を開けて奥まで覗くと、使わないお皿やセイロなどをしまってあるシンクの上のキャビネットの一番手前に、ふたつ並んで置いてありました。ここまで1時間のロス。息子、殺す。(^^;)
スポンジケーキは薄く一枚に焼き、半分に切って重ねました。ロールケーキに…とも考えましたが、成功した例がないので却下。生クリームはもともとはお料理用に買ったので、脂肪分が少なく、十分に泡立ちませんでした。ムースにすればきちんと固まったのかもしれないけれど、最近はそこまでする気力がありません。(^^;)
ケーキのデコレーションをした時にはオーブンにローストビーフが入っていて、キッチンの室温がずいぶん上がっていたので、生クリームがさらに溶けてしまいました。クリームだけでは寂しいので洋ナシを角切りにして真ん中に載せ、溶かしたミント・チョコレートを垂らしてみました。ミント味がなかなかよいアクセントになりました。
ローストビーフのディナーも出来上がり、夫の帰りを待つばかり…。
ところが夫は「今から帰る」と電話をしてきてからかなりの時間が経つのに、ちっとも帰ってきません。まさか、また誰かと長話をしているんじゃ…。息子と二人で「お腹、空いたね」と話していると、夫から「高速道路でガス欠になった」という知らせがきました。とほほ。しっかりしてください。
それぞれに散々な一日でしたが、まぁ、最後だけは楽しく食事をしました。
そういえば、久々に3人揃った食事でした。
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2009/10/3
不良息子、再び... Kids
最近は日の出の時間が遅くなり、目覚まし時計が鳴る頃は外はまだ真っ暗です。先日も目覚まし時計が大きな音で鳴り、暗闇の中、寝ぼけ眼でスヌーズボタンを押すと、なかなか音が止みません。壊れた?…とバシバシ叩いてもその大きな音は止まりません。ハッとして我に返ると、その音は目覚まし時計ではなく電話が鳴っている音でした。時計を見ると、夜中の2時。もしや、アメリカから緊急の電話では…と慌てて電話にでました。が、相手は息子の友達のお父さんでした。胸騒ぎ。その日は金曜日だったので、息子は友達のライカーの家に泊まりに行っていたのです。
電話の相手は:
Your son, my son and a bunch of other guys were drinking tonight and they were supposedly at a Japanese police station.
(お宅の息子とうちの息子と他の友達数人が今夜飲酒をして、日本の警察に補導されたらしい)
と言うではありませんか!
私は一瞬にして目が覚めました。
うちの息子に限って…と言いたいところですが、うちの息子ならやりそうだ…と思ってしまうところが悲しい。(^^;)
相手のお父さんもよく事情が判らないらしく、私たちが何か知らないかと電話をしてきたようなのですが、うちにはどこからも何の連絡もなく初耳だったので、取り敢えず相手の電話番号を聞き、心配なので息子の携帯に連絡してみることにしました。
残業で帰りが遅くなった夫がちょうど帰ってきたので事情を説明して、息子に電話をすると、何度目かに息子が電話に出ました。「今どこにいるの?」と訊くと、「Riker's backyard(ライカーの家の裏庭)」と答えます。こんな夜中にどうして裏庭に?何か様子が変なので、「ライカーにかわって」と頼むと「寝てるからダメ」と息子は答えます。やっぱり変。「アナタは一人で裏庭でいったい何をしているの?」と訊くと、息子は一瞬言葉に詰まり、「Ok, ok, I'm at Seiji's house.(セイジの家にいるんだよ)」と白状しました。ライカーの家にいるはずなのに、違う家にいるとバレたら怒られると思ったようです。それも詰問に価する問題なのだけれど、当座の問題は飲酒です。
「お酒飲んでるの?」
「No!」
「警察に捕まったって聞いたよ」
「それは、ジョンだよ」
ジョン? ジョンって誰? ライカーはどうしたの?
ライカーとは連絡が取れなかったから今日は会ってない、と息子は言います。
じゃぁ、さっき電話があったのはライカーのお父さんじゃないの? 私は勝手にライカーのお父さんだと思ってました。
何だかまったく訳が判らないけれど、どうやら息子は無事だったみたいなので、これ以上問題を起こさないように、夫が息子を迎えに行きました。
翌日、何があったのかを詳しく聞くと…。
ジムでのバイトが9時半に終わってからライカーに何度も連絡をしたけれど連絡が取れずに、息子はアメリカに帰ってしまう別の友人のお別れパーティーに顔を出したのだそうです。このパーティーがあったのは未成年は絶対にアルコールは飲めない場所なので、息子が飲酒していたということはありません。そこで息子はセイジに会って、せっかくライカーの家に泊まることにお許しが出たのだから、家には帰らないでセイジの家に泊めてもらおうとワル知恵を働かせました。セイジと一緒にパーティーを後にして、セイジの家に向かおうとした時に、息子の携帯にジョンから、「酔っ払っているから、助けて(I'm really drunk. Help me.)」という電話がかかってきたのだそうです。歩いて10分ぐらいの公園にジョンはいるというので、息子とセイジが急いでその公園に駆けつけると、ジョンは嘔吐して公園の隅に屈み込んでいました。ジョンはその晩はパオロという友達の家に泊まる予定だったというので、息子が近くに住むパオロに電話をすると、パオロとパオロのお母さんが車でジョンを迎えに来ました。
彼らを待っている間、通りの向かいの交番から駐在さんが出てきて、どうしたのかと息子たちに職務質問を始めたのだそうです。おまわりさんがこちらに来るのに気付いて、セイジは「オレ、ちょっとコンビニに行ってくる」と逃げ(笑)、ジョンはとても応答できる状態ではなく日本語も話せないので息子がおまわりさんの質問に答えたのだそうです。そうしているうちにパオロとお母さんが到着し、パオロのお母さんは警察官を見て慌て、「この子はうちの子ではありません」と英語で何度も繰り返しながら、ジョンを車に押し込んで去っていったのだとか。残された息子はおまわりさんに名前と電話番号を訊かれ、未成年がこんな時間に外をうろついていてはいけない…とお説教され、ジョンが散らかしていったゴミを片付けさせられて放免になったそうです。
どうやらその後パオロのお母さんがジョンのお父さんに連絡をしたようなのだけれど、パオロのお母さんは子供たちが警察とどのようなやり取りをしたのかを全く知らずに、ジョンのお父さんは心配になってうちに連絡をしてきたようです。息子としては、自分は警察のご厄介になるようなことは何もしていないのに、ライカーの家にいなかったことが私たちにバレて大災難を被り、その後、断髪の刑に処されたのでした。(また…^^;)
それにしても息子の話の中でいちばんコミカルだったのは「逃げた」セイジです。セイジは以前、同じ場所でタバコを吸っていて私服刑事さん二人に職務質問をされたことがあるのです。その時に学校帰りの息子が近くを通りかかって、「セイジは20歳です」とウソの証言をして助けてあげたのだとか…。(^^;) その時、その刑事さんは息子に向かって「キミは、ナニ、この子の先輩?GW?」と訊いたそうな。それを聞いて私は、へぇー、高校生に見えないのかぁ…と変に感心してしまいました。(笑)
今の世の中、セイジのような子のほうがきっとうまく世の中を渡っていくのだろうなぁ…とは思うけれど、友達を見捨てなかった息子にも「よくやった」と言ってあげたい気がします。
息子の話を聞きながら
♪Nice guys finish last...♪
と、Green Dayを歌ったのでした。(笑)
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電話の相手は:
Your son, my son and a bunch of other guys were drinking tonight and they were supposedly at a Japanese police station.
(お宅の息子とうちの息子と他の友達数人が今夜飲酒をして、日本の警察に補導されたらしい)
と言うではありませんか!
私は一瞬にして目が覚めました。
うちの息子に限って…と言いたいところですが、うちの息子ならやりそうだ…と思ってしまうところが悲しい。(^^;)
相手のお父さんもよく事情が判らないらしく、私たちが何か知らないかと電話をしてきたようなのですが、うちにはどこからも何の連絡もなく初耳だったので、取り敢えず相手の電話番号を聞き、心配なので息子の携帯に連絡してみることにしました。
残業で帰りが遅くなった夫がちょうど帰ってきたので事情を説明して、息子に電話をすると、何度目かに息子が電話に出ました。「今どこにいるの?」と訊くと、「Riker's backyard(ライカーの家の裏庭)」と答えます。こんな夜中にどうして裏庭に?何か様子が変なので、「ライカーにかわって」と頼むと「寝てるからダメ」と息子は答えます。やっぱり変。「アナタは一人で裏庭でいったい何をしているの?」と訊くと、息子は一瞬言葉に詰まり、「Ok, ok, I'm at Seiji's house.(セイジの家にいるんだよ)」と白状しました。ライカーの家にいるはずなのに、違う家にいるとバレたら怒られると思ったようです。それも詰問に価する問題なのだけれど、当座の問題は飲酒です。
「お酒飲んでるの?」
「No!」
「警察に捕まったって聞いたよ」
「それは、ジョンだよ」
ジョン? ジョンって誰? ライカーはどうしたの?
ライカーとは連絡が取れなかったから今日は会ってない、と息子は言います。
じゃぁ、さっき電話があったのはライカーのお父さんじゃないの? 私は勝手にライカーのお父さんだと思ってました。
何だかまったく訳が判らないけれど、どうやら息子は無事だったみたいなので、これ以上問題を起こさないように、夫が息子を迎えに行きました。
翌日、何があったのかを詳しく聞くと…。
ジムでのバイトが9時半に終わってからライカーに何度も連絡をしたけれど連絡が取れずに、息子はアメリカに帰ってしまう別の友人のお別れパーティーに顔を出したのだそうです。このパーティーがあったのは未成年は絶対にアルコールは飲めない場所なので、息子が飲酒していたということはありません。そこで息子はセイジに会って、せっかくライカーの家に泊まることにお許しが出たのだから、家には帰らないでセイジの家に泊めてもらおうとワル知恵を働かせました。セイジと一緒にパーティーを後にして、セイジの家に向かおうとした時に、息子の携帯にジョンから、「酔っ払っているから、助けて(I'm really drunk. Help me.)」という電話がかかってきたのだそうです。歩いて10分ぐらいの公園にジョンはいるというので、息子とセイジが急いでその公園に駆けつけると、ジョンは嘔吐して公園の隅に屈み込んでいました。ジョンはその晩はパオロという友達の家に泊まる予定だったというので、息子が近くに住むパオロに電話をすると、パオロとパオロのお母さんが車でジョンを迎えに来ました。
彼らを待っている間、通りの向かいの交番から駐在さんが出てきて、どうしたのかと息子たちに職務質問を始めたのだそうです。おまわりさんがこちらに来るのに気付いて、セイジは「オレ、ちょっとコンビニに行ってくる」と逃げ(笑)、ジョンはとても応答できる状態ではなく日本語も話せないので息子がおまわりさんの質問に答えたのだそうです。そうしているうちにパオロとお母さんが到着し、パオロのお母さんは警察官を見て慌て、「この子はうちの子ではありません」と英語で何度も繰り返しながら、ジョンを車に押し込んで去っていったのだとか。残された息子はおまわりさんに名前と電話番号を訊かれ、未成年がこんな時間に外をうろついていてはいけない…とお説教され、ジョンが散らかしていったゴミを片付けさせられて放免になったそうです。
どうやらその後パオロのお母さんがジョンのお父さんに連絡をしたようなのだけれど、パオロのお母さんは子供たちが警察とどのようなやり取りをしたのかを全く知らずに、ジョンのお父さんは心配になってうちに連絡をしてきたようです。息子としては、自分は警察のご厄介になるようなことは何もしていないのに、ライカーの家にいなかったことが私たちにバレて大災難を被り、その後、断髪の刑に処されたのでした。(また…^^;)
それにしても息子の話の中でいちばんコミカルだったのは「逃げた」セイジです。セイジは以前、同じ場所でタバコを吸っていて私服刑事さん二人に職務質問をされたことがあるのです。その時に学校帰りの息子が近くを通りかかって、「セイジは20歳です」とウソの証言をして助けてあげたのだとか…。(^^;) その時、その刑事さんは息子に向かって「キミは、ナニ、この子の先輩?GW?」と訊いたそうな。それを聞いて私は、へぇー、高校生に見えないのかぁ…と変に感心してしまいました。(笑)
今の世の中、セイジのような子のほうがきっとうまく世の中を渡っていくのだろうなぁ…とは思うけれど、友達を見捨てなかった息子にも「よくやった」と言ってあげたい気がします。
息子の話を聞きながら
♪Nice guys finish last...♪
と、Green Dayを歌ったのでした。(笑)
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