2010/11/26

紅葉の名庭園・京都南禅寺と智積院の国宝・文化財を訪ねて1  文化財研修記

臨済宗南禅寺派大本山・南禅寺と真言宗智山派総本山・智積院の国宝・文化財を訪ねて
綾部の文化財を守る会の行う第16回秋の文化財・史跡学習会が好天に恵まれ、11月18日(木)午前8:00JR綾部駅北口出発でバス2台74名の参加で行われた。

南禅寺に到着すると京都散策愛好会のガイドさん2名が待っておられた。1号車:田中雅章様、2号車:林千鶴様で、号車毎に京都交通のバスガイドさんとペアで案内していただき、先ず重文の三門前で記念写真を撮影した。

会報:綾部の文化財に紹介の研修旅行募集記事:事務局長四方續夫氏編集および参観パンフレットなどと合わせて、この研修の様子を紹介する。

 京都市左京区南禅寺福知町にある臨済宗南禅寺派大本山・南禅寺は京都五山の上(最高位)であります。正式には山号は瑞龍山「太平興国南禅禅寺」といいます。鎌倉時代後期、名僧円爾弁円に禅の教えを乞い、のち出家した亀山法皇は正応四年(1291)、離宮禅林寺殿を改め禅院(禅林禅寺)とし、円爾弁円の弟子大明国師無関普門を迎えて開山とした。

 大明国師は同年末に遷化(死去)したので、亀山法皇は、翌年門下の南院国師規庵祖円を第二世住持として迎えた。

 南院国師は、十五年を費やして七堂伽藍を整備、創建開山とよばれている。この間,正安年間(1299〜1302)には「太平興国南禅禅寺」と改称する。その後は法流にとらわれず逸材を住持にするという亀山法皇の勅命によって、一山一寧や夢窓疎石ほか名だたる名僧が相次いで住持として入山した。

 南北朝時代には禅宗寺院を統制、格付けする五山の制度のなかで「五山の第一」、室町幕府三代将軍足利義満が設けた「五山十刹の制」では、天下第一の禅寺として「五山の上」におかれ、約十万坪の境内に塔頭寺院数十を擁する大寺となって繁栄した。

 のち、応仁の乱など三度にわたる大火で壊滅的な打撃を受け、復興は困難を極めたが、慶長十一年(1606)には豊臣秀頼が後陽成天皇の勅命を受けて仏殿を建立して再興。次いで徳川家康の信任篤かった塔頭金地院住持の以心崇伝の活躍により目覚しい復興をとげた。現在、塔頭十二、末寺四百三十ヶ寺。

 国宝の方丈は狩野派華やかな襖絵(国重文)で飾られ、国重要文化財の三門(山門)は京都で楼上が公開されている唯一の三門である。又塔頭寺院に蔵される指定文化財、名園も数多い。

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大本山南禅寺の山門 外側がバスの駐車場
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三門の前方正面にある重要文化財:勅使門の内側(外側はバス駐車場が際までありバスの陰になり写真が撮れない)
 勅使門(桃山時代・国重文)切妻造、桧皮葺四脚門。慶長十六年(1611)から造営された御所の「日の御門」を寛永十八年(1641)に賜り移築したもの。虹梁上の蟇股や側面本柱上方の笈形彫刻などに、桃山時代のはつらつした特色が良く現れている。

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三門に向かう紅葉の参道

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重要文化財:三門 石川五右衛門の伝説で有名
 三門(山門・江戸時代・国重文)
五間三戸、二階二重門、入母屋造り、本瓦葺で左右に階段を覆う山廊を備えた典型的な禅宗様の三門である。高い石垣上に西向きに建ち「天下竜門」とよばれる。寛永五年(1628)、津藩主藤堂高虎寄進のもの

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三門手前の石段で記念写真を撮り、三門柱廊でガイドさんの説明を聞く1号車の会員に追いついた
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南禅寺本坊に向かい拝観に入る、お茶室がある。廊下をまわると紅葉が鮮やかな庭園があった

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名勝指定庭園:代表的な禅院式枯山水の方丈庭園
 方丈庭園・国名勝は小堀遠州作の「いわゆる虎の子渡し」である。

 方丈(桃山時代・国宝)
方丈は大方丈と小方丈からなり、従来女院御所の遺構とみられていたが、近衛信伊の手紙で天正十七年(1589)に秀吉造営の清涼殿の遺構であることが明らかになった。大方丈の中央北に内陣、その南に御昼の間、東に鳴滝の間と麝香の間、西に鶴の間と西の間、南側前面板ばりの広縁、東側に柳の間、西側に狭屋の間がある。小方丈は大方丈に接するが別の建物で伏見城の遺構説と増築説がある。方丈内陣には木造聖観音立像(平安・国重文)、各室には華やかな狩野派の金壁の室の名にちなむ障壁画(桃山・国重文)がある。

元信、永徳、探幽などの襖絵を見て歩く、如真庭を回る
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蓬莱神仙庭園
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六道庭
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鳴滝庭
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紅葉のきれいな庭の向こうに緋毛氈が見える
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涵龍池 龍吟庭
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茶室の不識庵、窮心亭が池を挟んで建っている
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苔と石の配置がきれいな庭
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ツワブキの黄色い花が印象的な中庭 バックが南禅寺垣か?
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紅葉のきれいな庭を見て歩く
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紅葉のきれいな庭を見て歩く
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紅葉のきれいな庭を見て歩く
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お庭を見て歩いて最初の「名勝指定庭園:方丈庭園」に戻ってきた
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南禅寺本坊をでると2号車の一行が集まっていた
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水路閣に向かって歩く2号車の一行38名とガイドさん
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京都散策愛好会ガイドさんの案内で南禅院に向かう

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