2008/10/26

日本民家集落博物館50周年記念・国指定無形民俗文化財椎葉村「十根川神楽」を見る。  文化財研修記

大阪府豊中市服部緑地公園内には「日本民家集落博物館」がある。今年創立50周年を迎えてその記念事業として、オープン野外の国指定重要文化財の18世紀中頃(江戸時代)の「日向椎葉(しいば)の民家」で椎葉村人口約3,400名の諭旨の「国指定重要無形文化財の「十根川神楽(とねがわかぐら)」が上演される事をウエーブ産経のメールマガジンで知り、応募し、家内と見に出かけた、途中能勢の妙見宮をみたが、鍋師兄が掲載されたので、割愛する。この特別展は10月25日(土)午後1時30分〜3時30分が第1回目、第2回目は午後4時から6時まで、2日目26日(日)午前10時からと午後1時からの公演のみで出し物は各神楽3番ずつで4回の公演でも12番のみです。10月11時30分に服部緑地有料駐車場に到着、入口で聞くと野外博物館では「食事の店」が無いと知り、天候が良いので野外で食べようと、近くのローソンの店でおにぎりや茶を購入し、入場する。この日本民家集落博物館には13のむかしの全国の重要な民家が野外で保存管理されている。小生夫婦は18世紀頃(江戸時代中頃)の国指定重要有形文化財「飛騨(岐阜県)白川の民家」の前の椅子席休憩所でおにぎりを広げて昼食をした。この飛騨の民家では一族4代40数名が同居していた諭旨の説明文があった。小生現地の白川郷の3階建ての建物の内部を見ているので、入らなかったが、家内は入って見たが、危険なので、2階、3階は上がれないようにしたあった諭旨。それたら他の12の民家等を見て周り、神楽の開始は1時30分だが自由席なので、1時には椎葉村の民家の前で並んだが、既に10数名が列を作り、並んで待って居られた。小生約30年前、霧島神宮の高千穂神楽を実際に見た。夕方6時頃から始まり翌朝6時頃まで33番の神楽が続く、11時頃ダウンして帰って、寝てしまった事を覚えている。この椎葉の神楽も33番だそうだが、人口3,400名の村で2ヶ所以上の神楽があり、少子高齢過疎化のため、現在ではとても祭礼として、一夜で33番できなく、毎年秋の祭礼では順次踊を変えて数年で33番を実演しているそうだ。秘境地、椎葉村には平家落人伝説もあり、800年前壇ノ浦で敗れた平家の一族はこの秘境の椎葉村に逃げた。この椎葉村に落人達が居ること源頼朝は知り那須大八郎に追討を命じた。那須大八郎は貧しく平和に暮らす、平家の落人の生活を見、追討を断念。彼らの農耕の手ほどきをし、厳島神社を勧請するなどと、かれらと生活をともにした。そして、平家の末裔、鶴富姫と恋に落ちたが、鎌倉幕府より帰還の命が強く出せれ、既に懐妊していた鶴富姫を残し、「男子が生まれたら嫡男なので、わが故郷下野(しもつけ)国へ、女子なら遣わすに及ばず。」と言い残し那須大八郎はこの地を後に。鶴富姫は女子を出産、生涯をこの地で穏やかに暮らしたと言う。その証拠に、今回の公演の出演者十根川神楽保存会のメンバー23名のうち22名の姓が「那須」姓、1名が「椎葉」姓であった。なを、11月7日(金)〜11月9日(日)は「椎葉平家まつり2008」で現地で種々盛大な秋のお祭りがある。一度行って見たいものだ。尚この博物館近くに有料の服部緑地第一駐車場もあり、入場料は大人500円、高校生300円,小中学生なので是非見学をお薦めしたい。


1.日本民家集落博物館「河内布施の長屋門、18世紀(江戸時代中期)、旧塩川正十郎宅」
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2.飛騨白川の民家「18世紀頃、(江戸時代中期)国指定重要有形民俗文化財)」
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3.日向椎葉の民家「19世紀中頃(江戸時代末)、国指定重要文化財」此処で十根川神社神楽が公演された。
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4.十根川神社の「十根川神楽」(国指定重要無形民俗文化財)の始めの神事第一であるが神楽次第33番には含まわれない。祝子(ほうりこ、舞子)が集まり、御神甲屋敷内の神主、禰宜に挨拶し、全員が揃うと中央に太鼓を据えて、神招きの歌で八百万の神霊を御神の御幣(ごへい)に勧請、神酒を飲みながら役割りを読み上げる。「ききゆう立」ともいって神祀りの始まりを確認し、神に申告する儀式である。そして、第一番の「有長(ありなが)」準備中
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5.第一番神楽「有長(ありなが)」二人舞。烏帽子・舞衣・袴姿で右手に鈴、左手に扇を持って舞う。
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6.有長その2.四人の祝子が歌う立歌「有長や、降り給えや万世の神」と共に宮司と舞子二人で神木に結びつく紐を引き神々を降臨させる。
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7.上記の紐は観客を越えて神木に結びついてい居る。
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8.第二番神楽「地割(帯の手)」二人舞・色ケン・鉢巻・舞衣姿で上ン地は鈴と剣を持ち、下ン地は帯と剣を持って舞う。
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9.第三番神楽「地割(剣の手)」二人舞・色ケン・鉢巻・欅姿で抜剣と鈴を持って舞う。一番を舞い終わるには約45分はかかるので33番を、昔は一晩中舞ったという。
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10.摂津能勢の民家「18世紀(江戸時代)」国指定重要文化財
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