「新年を迎える北条執権幕府打倒の旗揚げをした京都府亀岡市の篠村八幡宮」
文化財研修記
京都府亀岡市篠には祭神応神天皇・仲衷天皇・ 神功皇后を祀る「篠村八幡宮」がある。創建については不明であるが、社伝では延久3年(1071)に河内国誉田八幡宮(こんだはちまんぐう)の神霊を都守護のため勧請したという。叉、この神社は京都府綾部市安国寺で生まれた室町幕府初代将軍足利尊氏が元弘3年(1333)に北条執権幕府打倒の旗揚げをし、京都六波羅を攻める時、当社に願文(4月29日付、当社蔵)を納めた。「太平記」によるとこのとき源氏の白旗を柳に掲げ、諸将以下が納めた矢が社檀に満ち塚の如く積み上げられたとあり、旗揚げ柳や矢塚が境内にある。尊氏は伏見の醍醐三宝院の別当職とし、建武2年(1335)3月22日には当宮に土地を寄進し「御判御教書(みきょうしょ)」、以後も社殿の造営などを行い、当社を保護した。江戸時代も歴代の藩主の祈願所となり、石鳥居は承応元年(1652)松平伊賀守忠清の寄進で、現社殿もその頃の造営とみられ、一間流造・桧皮葺(ひわだぶき)である。
篠村八幡宮の石鳥居
正面の舞台でその後ろが本殿
見事な本殿
境内にある亀岡の銘木「ツブラジイ」
境内にある相撲の土俵
本殿から裏側約600メートルにある旗立場
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