2007/7/28

綾部の古刹・真言宗高野山派「願成寺とその文化財」  綾部の文化財

京都府綾部市「元、何鹿郡(いかるがぐん)」別所町神宮寺には真言宗高野山派の「願成寺(がんじょうじ)」がある。この寺は大変古く「明治16年調査の何鹿郡神社明細帳」には本尊は「木造阿弥陀如来坐像(推定像高40センチメートル)」様、両脇侍は「聖観世音菩薩」様と推定されるを祀る。記録では創立天歴七年(953)発三月二十一日、開基は空也上人で仁王門等のある七堂伽藍もあった云う。徳治元年(1306)、足利尊氏公の武運長久の祈願所とし、尊氏公は歴応元年(1338)幕府を開いた。その後荒廃したが、正保二年(1645)盛尊法印が一宇(堂)を再建したと、記されている。綾部市資料館々長の承認をもらい、寺総代さんにお願いし、上記のご本尊や綾部市指定文化財の平安時代の「木造十一面観音」や同じく市指定の「蔵王権現像」やさらには珍しい、熊野十二所権現の一つの「縣仏(銅の円板に薄彫り、又は鋳物か、槌で叩き出す)」を撮影させて頂いた。記された通り、境内内の薬師堂の「薬師像(像高40センチ位)」も撮影させてもらったが、神社明細帳には一度焼失し、天保二年(1832)に再建されたと記されている。寺総代さんの話によると、仁王門は大正八年に焼失した諭旨である。

願成寺本堂
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見事な寺の彫刻
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ご本尊の阿弥陀如来坐像と両脇侍の聖観音像
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綾部市指定文化財「十一面観音立像」平安時代後期の檜の一木造。十二世紀頃この地は京都の新熊野神社の荘園・吾雀庄であり、別所熊野神社は守護神として祀られ、この願成寺は神宮寺であった。
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同じく市指定文化財の「熊野の蔵王権現像」平安末期の一木造。
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同じく市指定文化財であり、珍しい平安時代末期の「縣仏」であり、熊野十二所権現像の一つ。
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境内社の「薬師如来坐像」
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別所熊野神社については、詳細は下記をクリック願います。
http://star.ap.teacup.com/ayabebunnkazai/317.html
願成寺のホ−ムペ−ジは、ここをクリックください



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